東京ハイジャンプ

東京ハイジャンプ

東京競馬場で開催されるJGⅡ戦。
過去10年の1番人気馬の成績は（3-2-3-2）と安定しており、
4着に敗れた2走もあるものの、1番人気馬から馬券を選ぶのが無難なレースです。
前走レース別では、東京ジャンプS組が（5-0-0-6）で最多の5勝を挙げています。
一方、新潟ジャンプS組は（1-4-5-10）と勝利こそ少ないものの、
複勝率は50％と高く、馬券に絡んだ馬が最も多いレースです。
軸馬を選ぶ際には、これらのレースから選ぶのが良いでしょう。

東京ハイジャンプで注目するべき馬は
ジューンベロシティ
上記1頭です。

東京ハイジャンプで注目したい好走条件⑤選

• ①性別：牡・騸馬
• ②年齢：5-8歳
• ③前走クラス：ジャンプ重賞レース
• ④前走着順：2着以内
• ⑤前走距離：3110m以下

好走条件の選択基準は、過去10年間の勝利馬に共通する点を探し出すことを軸としています。
具体的には、過去レースにおいて勝利馬の8割以上が該当する条件を重点的に取り上げています。
つまり、過去10年の勝利馬に広く共通するデータを見出し、それらを軸に情報を提供しているのが特徴です。

好走条件① 性別

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、29頭が牡・騸馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭該当していました。
　

今年のレースで該当する馬は
アサクサゲンキ
エコロデュエル
オールザワールド
ケイティクレバー
サクセスエース
ジェミニキング
ジューンベロシティ
ニシノデイジー
ブラックボス
上記9頭です。

一方、牝馬は出走そのものが少なく過去10年で出走したのは3頭。
馬券に絡んだのは
2017年グッドスカイ（前走新潟ジャンプS1着）
上記1頭。

今年登録しているのは全頭牡・騸馬でした。

好走条件② 年齢

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、28頭が5−8歳の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭該当していました。
　

今年のレースで該当する馬は
エコロデュエル
オールザワールド
サクセスエース
ジェミニキング
ジューンベロシティ
ニシノデイジー
ブラックボス
上記7頭です。

一方、5-8歳以外で馬券に絡んだ馬は
2017年グッドスカイ（2017年東京ジャンプ1着）
2021年オジュウチョウサン（2016年東京ジャンプ1着、他同条件での重賞2勝）
上記2頭。
馬券に絡んだ馬は東京競馬場で行われた障害重賞で勝利経験がある馬でした。

今年登録している5-8歳以外の馬は
アサクサゲンキ（非該当）
ケイティクレバー（2022年東京ジャンプS1着）
上記2頭。
2頭のうち好走条件に該当していたのはケイティクレバー1頭。

好走条件③ 前走クラス

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、25頭が前走障害重賞レースに出走馬でした。
　

今年のレースで該当する馬は
アサクサゲンキ
エコロデュエル
オールザワールド
サクセスエース
ジューンベロシティ
ニシノデイジー
ブラックボス
上記7頭です。

一方、障害重賞レース以外に出走して馬券に絡んだ馬は
2015年サナシオン（障害レース3連勝中）
2019年トラスト（障害レース3連勝中）
2020年ヒロシゲセブン
2022年ダイシングローバー
2023年マイネルグロン（障害レース2連勝中）
上記5頭。
馬券に絡んだ5頭中3頭が障害レース連勝中の馬でした。

今年登録されている前走重賞レース以外に出走した馬は
ケイティクレバー（非該当）
ジェミニキング（非該当）
上記2頭。
上記2頭は連勝経験がなく好走率は低くなります。

好走条件④ 前走着順

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、23頭が前走2着以内の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭中9頭が該当していました。
　

今年のレースで該当する馬は
ジューンベロシティ
上記1頭です。

一方、前走3着以下で馬券に絡んだ馬は
2014年サンレイデューク（難波剛健騎手継続騎乗）
2014年オースミムーン（中村将之騎手継続騎乗）
2015年エーシンホワイティ（北沢伸也騎手継続騎乗）
2017年タマモプラネット（小坂忠士騎手継続騎乗）
2021年ホッコーメヴィウス（黒岩悠騎手継続騎乗）
2021年オジュウチョウサン（石神深一騎手継続騎乗）
2022年ダイシンクローバー（高田潤騎手　乗り替り）
上記7頭。
馬券に絡んだ7頭中6頭は前走騎手が継続騎乗していた馬でした。
唯一の例外ダイシンクローバーは前走小牧加矢太騎手が騎乗していましたが、高田潤騎手が9戦続けてコンビを組んでいた馬でした。

今年登録されている前走3着以下の馬は
アサクサゲンキ
エコロデュエル
オールザワールド
ケイティクレバー
サクセスエース
ジェミニキング
ニシノデイジー
ブラックボス
上記8頭。上記8頭は騎乗騎手にも注目です。

好走条件⑤ 前走距離

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、28頭が前走3110m以上のレースに出走した馬でした。
　

今年のレースで該当する馬は
アサクサゲンキ
エコロデュエル
オールザワールド
ケイティクレバー
サクセスエース
ジューンベロシティ
ニシノデイジー
ブラックボス
上記8頭です。

一方、距離延長で出走して馬券に絡んだ馬は
2015年サナシオ（東京競馬場障害レース勝利経験あり）
2022年ダイシンクローバー（東京競馬場障害レース勝利経験あり）
上記2頭。
上記2頭は少なくとも東京競馬場障害レースで勝利経験がある馬でした。

今年登録している距離延長で出走予定の馬は
ジェミニキング（非該当）
上記1頭。
ジェミニキングは好走条件には該当していません。

出走予定馬の内、５つの好走条件を全て満たしている馬

該当する馬は
ジューンベロシティ
です。

上記1頭について詳しく紹介したいと思います。

ジューンベロシティ 牡6 キャリア34戦

前走東京ジャンプSで1着。
スタートを決め、先頭集団でレースを進めましたが、
2つ目の障害を越えた際に並んでいた馬の騎手が落馬し、結果的にハナを奪う展開となりました。
その後、カラ馬状態のホッコーメヴィウスに並ばれながらも、レースを進めていきました。
道中では度々競りかけられながらも、直線で2着馬との叩き合いを制し、見事に1着となりました。
着差以上に消耗の激しいレースでしたが、勝利を手にしました。
前走の東京ジャンプSは、過去10年で最多の5勝を挙げているレースであり、
今年は新潟ジャンプS組が不在のため、前走からも注目すべき1頭です。