CBC賞
今年は8月に行われる中京芝1200m戦のCBC賞。
直近4年間は開催場所が阪神・小倉・中京競馬場と異なる中、逃げ馬が4連勝中の一戦。
過去10年では、4角2番手以内の馬が8頭馬券に絡んでおり、逃げ馬は抑えておきたい一戦になります。
CBC賞で注目するべき馬は2頭です。
それではCBC賞の好走条件です!
注目するべき2頭は最後に解説しています。
CBC賞で注目したい好走条件⑥選
- ①年齢:6歳以下
- ②キャリア:30戦以内の馬
- ③前走クラス:重賞以外のレースに出走
- ④前走着差:前走1着馬or着差1.0秒未満
- ⑤騎手:乗り替わりのあった馬
- ⑥重賞勝利経験:重賞未勝利馬
好走条件① 年齢
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、28頭が6歳以下の馬でした。
その中でも、5歳馬が最多の7勝と好成績を上げており、特に注目したい年齢になります。
今年のレースで該当する馬は以下の通りです:
- ☆アグリ
- ☆アネゴハダ
- カンチェンジュンガ
- キタノエクスプレス
- グランテスト
- ☆サウンドビバーチェ
- ☆ジャスティンスカイ
- ☆ショウナンハクラク
- ☆スコールユニバンス
- スズハローム
- ☆ドロップオブライト
- バースクライ
- ブーケファロス
- ☆メイショウソラフネ
- ヤクシマ
- レッドヒルシューズ
上記17頭です。(☆は5歳馬になります。)
一方、7歳以上で馬券に絡んだ馬は以下の2頭になります:
- 2019年 アレスバローズ
- 2023年 サンキューユウガ
アレスバローズは前年勝馬であり、GⅠ高松宮記念を除くと中京芝1200m戦で馬券外になったことがありませんでした。
サンキューユウガも中京芝1200m戦で馬券外になったことがなく、7歳以上の馬に関してはコース適性の高さが求められます。
今年登録されている7歳以上の馬は以下の通りです:
- カリボール(中京芝1200m成績 0-0-0-1)
- グレイトゲイナー(中京芝1200m成績 2-1-0-1)
好走条件② キャリア
過去10年で馬券に絡んだ馬の30頭中、29頭がキャリア30戦以内の馬でした。
さらに勝馬に絞ると、キャリア24戦以内の馬が9勝しています。
今年のレースで該当する馬は以下の通りです:
- アグリ
- アネゴハダ
- カンチェンジュンガ
- キタノエクスプレス
- グランテスト
- サウンドビバーチェ
- ジャスティンスカイ
- ショウナンハクラク
- スコールユニバンス
- ドロップオブライト
- バースクライ
- ブーケファロス
- メイショウソラフネ
- ヤクシマ
- レッドヒルシューズ
上記15頭です。
一方、キャリア31戦以上で馬券に絡んだ馬は、2015年のサドンストームのみです。
サドンストームは前走GⅠ高松宮記念で4着に好走しており、同年の芝1200m重賞で連対経験のある馬でした。
キャリアが多い馬は、同年の成績に注目したいところです。
今年登録されているキャリア31戦以上の馬は以下の通りです:
- カリボール(同年芝1200m重賞未出走)
- グレイトゲイナー(同年芝1200m重賞最高着順7着)
上記2頭。
今年登録されているキャリア31戦以上で、好走条件に該当する馬はいません。
好走条件③ 前走クラス
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、18頭が前走重賞以外のレースに出走している馬でした。
勝馬に関しては8頭が前走重賞以外のレースに出走していました。
今年のレースで該当する馬は以下の通りです:
- カリボール
- キタノエクスプレス
- スコールユニバンス
- ドロップオブライト
- ピンシャン
- ブーケファロス
- レッドヒルシューズ
上記8頭です。
好走条件④ 前走着差
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、25頭は前走1着馬 or 前走着差1.0秒以内の馬でした。
今年のレースで該当する馬は以下の通りです:
- カリボール
- カンチェンジェンガ
- キタノエクスプレス
- サウンドビバーチェ
- ジャスティンスカイ
- ショウナンハクラク
- スズハローム
- ブーケファロス
- メイショウソラフネ
- ヤクシマ
- レッドヒルシューズ
上記11頭です。
一方で、前走1.1秒以上負けており勝利したのは昨年のジャスパークローネのみです。
ジャスパークローネは当レースで逃げ切っており、前走1.1秒以上負けている馬の場合、逃げ馬には注意が必要です。
今年登録されている前走1.1秒以上負けている馬は以下の通りです:
- アネゴハダ
- グランテスト
- グレイトゲイナー
- スコールユニバンス
- ドロップオブライト
- バースクライ
上記6頭。
今年登録されている馬の内、前走逃げた馬はおらず、該当しそうな馬はいません。
好走条件⑤ 騎手
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、19頭が前走から騎手の乗り替わりがあった馬でした。
今年のレースで該当する馬は以下の通りです:
- アグリ
- アネゴハダ
- カンチェンジュンガ
- サウンドビバーチェ
- ジャスティンスカイ
- ドロップオブライト
- ブーケファロス
- メイショウソラフネ
- ヤクシマ
- レッドヒルシューズ
上記10頭です。
好走条件⑥ 重賞勝利経験
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、17頭が重賞未勝利馬でした。
今年のレースで該当する馬は以下の通りです:
- アネゴハダ
- カリボール
- カンチェンジュンガ
- キタノエクスプレス
- グランテスト
- グレイトゲイナー
- ジャスティンスカイショウナンハクラク
- スコールユニバンス
- スズハローム
- ドロップオブライト
- バースクライ
- ブーケファロス
- メイショウソラフネ
- ヤクシマ
- レッドヒルシューズ
上記16頭です。
一方で、重賞勝利馬は連対率・複勝率が高く、勝ちきれていないものの好走傾向にあります。
さらに、重賞勝利馬で勝利した馬は前走1着馬でした。
今年登録されている重賞勝利馬は以下の通りです:
- アグリ(前走6着)
- サウンドビバーチェ(前走10着)
上記2頭。
出走予定馬の内、6つの好走条件を全て満たしている馬
該当する馬は ブーケファロス レッドヒルシューズ です。
上記2頭について詳しく紹介したいと思います。
ブーケファロス 牡4 キャリア19戦
前走福島テレビOP4着馬。
前走はスタートを決めるも道中は7番手を追走して直線に入ると末脚を伸ばしていき4着。
3走前の駿風Sを勝利してOP入りして徐々に力をつけてきています。
近走は上がりを使えており末脚に期待できます。
勝利経験があるのは右回りのレースのみで中京競馬場も初挑戦になるため対応できるかが鍵になりそうです。
レッドヒルシューズ 牝4 キャリア16戦
前走佐世保S1着馬。
2勝クラス・3勝クラスを連勝してOP入り。
前走はスタートを決めて2-3番手を先行する形。
直線に入ると一気に突き抜けて1着。スタートが上手く先行できるのが強み。
左回りのレースの経験が少なく、いきなりの重賞挑戦に対応できるかが鍵になりそうです。