新潟記念で好走する条件と注目馬

新潟記念

夏の新潟開催を締めくくるハンデ重賞戦。
過去10年で6度2桁人気の馬が好走しており人気薄の馬でも注意が必要になる1戦。
当日4番人気以下で好走率が高いのは3枠と8枠の馬です。
それぞれ過去10年で4頭ずつ馬券に絡んでいます。
人気薄の好走があるかもしれないので枠順にも注目すべき1戦です。
新潟記念で注目するべき馬は
キングズパレス
ジューンアヲニヨシ
レッドラディエンス
上記3頭です。

新潟記念で注目したい好走条件⑤選

• ①性別：牡・騸馬
• ②キャリア：20戦以内
• ③前走クラス：重賞レース
• ④前走人気：1桁人気
• ⑤前走距離：2000m以上

好走条件の選択基準は、過去10年間の勝利馬に共通する点を探し出すことを軸としています。
具体的には、過去レースにおいて勝利馬の8割以上が該当する条件を重点的に取り上げています。
つまり、過去10年の勝利馬に広く共通するデータを見出し、それらを軸に情報を提供しているのが特徴です。

好走条件① 性別

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、29頭が牡馬もしくは騸馬でした。
更に2着以内の馬20頭全頭が該当しています。

今年のレースで該当する馬は
アスクワイルドモア
キングズパレス
ジューンアヲニヨシ
セレシオン
バラジ
ラーグルフ
レッドラディエンス
上記7頭です。

一方、牝馬で馬券に絡んだ馬は
2021年クラヴェル
上記1頭のみでした。
クラヴェルは、距離は違いますが新潟芝1800m戦での勝利経験がありました。
牝馬に関してはコース経験が重要になりそうです。

今年出走予定の牝馬は
アリスヴェリテ（新潟競馬場芝レース初出走）
エーデルプルーメ（新潟競馬場芝レース勝利経験あり）
ゴールドプリンセ（新潟競馬場芝レース初出走）
シンリョクカ（新潟競馬場芝レース初出走）
ファユエン（新潟競馬場芝レース勝利経験なし）
ライトバック（新潟競馬場芝レース勝利経験あり）
上記6頭です。上記6頭のうち
エーデルプルーメ
ライトバック
上記2頭は好走馬の条件に該当します。

好走条件② キャリア

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、20頭がキャリア20戦以内の馬でした。
更に勝馬に関しては10頭中8頭が該当しています。

今年のレースで該当する馬は
アスクワイルドモア
アリスヴェリテ
エーデルブルーメ
キングズパレス
ゴールドプリンセス
ジューンアヲニヨシ
シンリョクカ
セレシオン
ライトバック
ラーグルフ
レッドラディエンス
上記11頭。

好走条件③ 前走クラス

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、24頭が前走重賞レースに出走していた馬でした。
更に勝馬に関しては10頭中9頭が該当しています。

今年のレースで該当する馬は
アリスヴェリテ
エーデルプルーメ
キングズパレス
ゴールドプリンセス
ジューンアヲニヨシ
シンリョクカ
バラジ
ファユエン
ライトバック
ラーグルフ
レッドラディエンス
上記11頭。

前走重賞レース以外に出走して馬券に絡んだ馬は
2014年クランモンタナ
2015年ファントムライト
2016年アデイインザライフ
2018年ショウナンバッハ
2019年ジナンボー
2020年サンレイポケット
上記6頭。上記6頭はいずれも前走騎手から乗り替わりが合った馬でした。前走重賞レース以外に出走していた馬は騎手の乗り替わりにも注目したい1戦です。

今年出走予定で前走重賞以外のレースに出走していた馬は
アスクワイルドモア（小沢大仁騎手騎乗予定）
セレシオン（荻野極騎手騎乗予定）
上記2頭のうち乗り替わりが予定されているのはアスクワイルドモア1頭です。

好走条件④ 前走人気

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、23頭が前走1桁人気の馬でした。
更に勝馬に関しては10頭中8頭が該当しています。

今年のレースで該当する馬は
アリスヴェリテ
エーデルプルーメ
キングズパレス
ジューンアヲニヨシ
シンリョクカ
セレシオン
ファユエン
ライトバック
レッドラディエンス
上記9頭。

好走条件⑤ 前走距離

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、24頭が前走2000m以上のレースに出走していた馬でした。
更に勝馬に関しては10頭中9頭が該当しています。

今年のレースで該当する馬は
アスクワイルドモア
アリスヴェリテ
エーデルプルーメ
キングズパレス
ゴールドプリンセス
ジューンアヲニヨシ
バラジ
ファユエン
ライトバック
レッドラディエンス
上記10頭。

出走予定馬の内、５つの好走条件を全て満たしている馬

該当する馬は
キングズパレス
ジューンアヲニヨシ
レッドラディエンス
です。

上記3頭について詳しく紹介したいと思います。

キングズパレス 牡5 キャリア19戦

前走七夕賞2着馬。
前走はスタート後左右から進路を塞がれるような形になり道中は後方10番手を追走する形。
徐々に進出していき直線に入り末脚を伸ばしていくが勝馬には届かずの2着。
現在7連続3着以内と安定感があり、更に芝2000m戦は（2-5-0-0）と連対率100％。
前走負けたことから、勝馬と違い斤量は据え置きなので、斤量的にも有利の1頭です。

ジューンアヲニヨシ 牡4 キャリア11戦

前走目黒記念12着馬。
前走はスタート時落ち着かずやや出遅れ道中はインの6番手を追走する形。
直線に入ってから末脚を伸ばしていくが、力負けの内容。
前走はOP入りしていきなりのGⅡ挑戦でメンバーレベルが高かった中、0.6秒差の内容で力を見せており侮れない1頭です。

レッドラディエンス 牡5 キャリア12戦

前走七夕賞1着馬。
前走はスタート良く道中8番手を追走する形。
徐々に進出していき直線に入って他馬を差し切って1着となり重賞馬になりました。
レース運びが上手く、大きなずれの少ない1頭です。
デビューしてから（5-5-1-1）と馬券外になったのは新馬戦のみ。
前走勝利したことにより今回トップハンデを背負う形になる点は不安材料ですが能力上位の1頭です。