NEW 9/20 オールカマー、神戸新聞杯の注目ポイントをコラム記事に投稿しました。

紫苑Sで好走する条件と注目馬

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目次

紫苑S

中山競馬場で行われる秋華賞トライアル。
秋のGⅠ戦に出走するために有力馬が多数出走する1戦。
重賞昇格して今年で9回目、重賞昇格後の勝馬は当日5番人気以内の馬となっており、上位人気の馬に注目したい1戦です。
紫苑Sで注目するべき馬は ガジュノリ ハミング ボンドガール ホーエリート ミアネーロ 上記5頭です。

紫苑Sで注目したい好走条件⑤選

  • ①キャリア:9戦以内
  • ②前走着差:1.0秒以内
  • ③JRA芝重賞最高着順:5着以内
  • ④JRA芝レース勝利数:2勝以上
  • ⑤前走頭数:10頭以上

好走条件の選択基準は、過去10年間の勝利馬に共通する点を探し出すことを軸としています。
具体的には、過去レースにおいて勝利馬の8割以上が該当する条件を重点的に取り上げています。
つまり、過去10年の勝利馬に広く共通するデータを見出し、それらを軸に情報を提供しているのが特徴です。

好走条件① キャリア

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、28頭がキャリア9戦以内の馬でした。
更に勝馬に関しては10頭中9頭が該当していました。  

今年のレースで該当する馬は
イゾラフェリーチェ
エラトー
カジュノリ
クリスマスパレード
サロニコス
テリオスサラ
ハミング
バランスサンダー
フォーザボーイズ
ボンドガール
ホーエリート
ミアネーロ
レイククレセント
上記13頭です。
今年出走予定の13頭全頭がキャリア9戦以内の条件に該当しています。

好走条件② 前走着差

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、24頭が前走1着もしくは前走着差1.0秒以内の馬でした。
更に勝馬に関しては10頭全頭が該当していました。

今年のレースで該当する馬は
エラトー
ガジュノリ
サロニコス
テリオスサラ
ハミング
フォーザボーイズ
ボンドガール
ホーエリート
レイククレセント

上記9頭です。

一方で、前走着差1.1秒以上の馬で馬券に絡んだ馬は
2014年マイネグレヴィル
2018年ランドネ
2019年フェアリーポルカ
2022年サウンドビバーチェ
2022年ライラック
2023年ヒップホップソウル
上記6頭

上記6頭中5頭は前走優駿牝馬に出走していました。
唯一の例外サウンドビバーチェは優駿牝馬の出走を予定していましたが除外していました。
今年の出走予定馬で前走着差1.1秒以上の馬は
イゾラフェリーチェ(前走関東オークス)
クリスマスパレード(前走関東オークス)
バランスサンダー(前走三浦特別)
ミアネーロ(前走優駿牝馬)
上記4頭。

今年該当する馬はミアネーロ1頭。

好走条件③ JRA芝重賞最高着順

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、21頭が芝重賞最高着順5着以内の馬でした。
更に勝馬に関しては10頭中9頭が該当していました。

今年のレースで該当する馬は
クリスマスパレード
ボンドガール
ホーエリート
ミアネーロ
上記4頭。

一方で、上記以外で勝利した馬は
2015年クインズミラーグロ(重賞初出走 前走1着)
上記1頭。

今年出走予定で条件を満たしていない馬は
イゾラフェリーチェ(重賞初出走 前走8着)
エラトー(重賞最高着順9着)
ガジュノリ(重賞初出走 前走1着)
サロニコス(重賞初出走 前走1着)
テリオスサラ(重賞最高着順7着)
ハミング(重賞初出走 前走1着)
バランスサンダー(重賞初出走 前走6着)
フォールザボーイズ(重賞最高着順9着)
レイククレセント(重賞初出走 前走2着)
上記9頭。


上記9頭のうち、好走条件に該当する馬は
ガジュノリ
サロニコス
ハミング
3頭です。

好走条件④ JRA芝レース勝利数

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、25頭がJRA芝レース2勝以上の馬でした。
更に勝馬に関しては10頭中全頭が該当していました。

今年のレースで該当する馬は
エラトー
ガジュノリ
クリスマスパレード
ミアネーロ
上記4頭。

一方で、JRA芝レース1勝で馬券に絡んだ馬は
2014年マイネグレヴィル
2015エバーシャルマン
2016年フロンテアクイーン
2023年ヒップホップソウル
2023年シランケド
上記5頭。


上記5頭のうち4頭は③の項目に該当している馬でした。
唯一の例外だった2023年シランケドはデビューしてから全レース末脚1位の馬でした。

今年出走予定でJRA芝レース1勝以下の馬は
イゾラフェリーチェ(JRA芝重賞未出走)
テリオスサラ(JRA芝重賞最高着順7着)
バランスサンダー(JRA芝重賞未出走)
ボンドガール(JRA芝重賞最高着順2着)
ホーエリート(JRA芝重賞最高着順2着)
レイククレセント(JRA芝重賞未出走)
上記6頭。
上記6頭のうち、JRA重賞最高着5着以内の馬は
ボンドガール
ホーエリート
上記2頭。
残りの5頭はシランケドのようなデビュー後全レース末脚1位を記録した馬はいませんでした。

好走条件⑤ 前走頭数

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、28頭が前走10頭以上出走しているレースに出走した馬でした。
更に勝馬に関しては10頭全頭が該当していました。

今年のレースで該当する馬は
イゾラフェリーチェ
エラトー
ガジュノリ
クリスマスパレード
テリオスサラ
ハミング
ボンドガール
ホーエリート
ミアネーロ
上記9頭。

一方で、前走10頭未満のレースに出走して馬券に絡んだ馬は
2017年カリビアンゴールド(前走2勝クラス2着)
2017年ポールヴァンドル(前走2勝クラス1着)
上記2頭。


上記2頭はいずれも前走2勝クラスに出走かつ連対馬でした。

今年出走予定の前走10頭未満のレースに出走した馬は
サロニコス(前走1勝クラス1着)
バランスサンダー(前走1勝クラス6着)
フォーザボーイズ(前走1勝クラス1着)
レイククレセント(前走1勝クラス2着)
上記4頭。


上記4頭はいずれも2勝クラスに出走した馬はいませんでした。

出走予定馬の内、5つの好走条件を全て満たしている馬

該当する馬は
ガジュノリ
ハミング
ボンドガール
ホーエリート
ミアネーロ
です。

上記5頭について詳しく紹介したいと思います。

ガジュノリ 牝3 キャリア8戦

前走函館競馬場3歳以上1勝クラス芝1800m戦1着馬。
前走はスタートを決めて2番手を先行する形。
道中は後続の馬にプレッシャーを掛けられながらも直線に入ると逃げ馬をゴール前で差し切り1着。
逃げ・先行勢有利のレースだったこともあり展開が向いたレースではありましたが勝ちきっている点は評価できます。今回はメンバーレベルが上がり、初めての芝2000m戦に対応できるかが鍵になる1頭です。

ハミング 牝3 キャリア4戦

前走小倉競馬場3歳以上1勝クラス芝1800m戦1着馬。
前走はスタートで他馬に挟まれる形でポジションを下げるも道中7番手中団を追走する形。
馬群の中を縫うようにポジションを上げていき直線に入ると先頭に立ち後続の追走をしのぎ1着。
スタートの不利をものともせずレースを行えたのは評価ができます。
2000mへの距離延長に対応できるかが鍵になりますが現在2連勝と勢いがあり侮れない1頭です。

ボンドガール 牝3 キャリア5戦

前走クイーンS2着馬。
前走はスタートで立ち上がるなどメンタル面の不安を覗かせましたが
なんとか落ち着かせて道中後方インを追走する形。
4コーナー11番手から1位の末脚で馬群を割っていき2着と強い内容でした。
デビュー時より注目されていましたが、勝利したのは新馬戦だけと勝ちきれていない馬ですが
実力を考えれば勝ち切るだけの力がある1頭です。

ホーエリート 牝3 キャリア6戦

前走優駿牝馬10着馬。
前走はスタートで隣の馬に驚いて後方2番手を追走する形に。
向正面で早めに仕掛けて4コーナーでは6番手までポジションを上げるも、
直線での伸びを欠き10着と力負けの内容でした。
前走の敗因は早めに仕掛けたことによる失速が大きいので、
今回距離短縮で挑めるのはこの馬にとってプラスに働くと思います。
中山競馬場はフラワーC2着の成績もありコース適性が高い1頭です。

ミアネーロ 牝3 キャリア4戦

前走優駿牝馬14着馬。
前走は最内枠の利を活かして道中ロスのないイン7番手を追走する形。
道中顔を上げる場面も見られメンタル面の不安をのぞかせました。
直線に入ってからは失速していき14着と力負けの内容。
中山競馬場は(2-0-0-1)と2勝しており得意舞台での好走の可能性がある1頭です。

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