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京成杯オータムHで好走する条件と注目馬

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京成杯オータムHで好走する条件と注目馬

京成杯オータムH

中山競馬場芝1600m戦で行われるハンデ戦。
サマーマイル戦の最終戦でもあり、優勝を狙っている馬と
秋のGⅠを目指す馬の始動戦にもなっており堅い決着にはならない1戦。
当日1番人気は(4-0-1-5)4勝しているが、軸にするほどの信頼度はないので注意が必要な1戦です。
京成杯オータムHで注目するべき馬は

アスコリピチェーノ
ディオ
ディスペランツァ
上記3頭です。

京成杯オータムHで注目したい好走条件⑤選

  • ①年齢:5歳以下
  • ②前走クラス:重賞レース
  • ③前走人気:1桁人気
  • ④前走着差:1着or1.0秒以内
  • ⑤前走距離:1600m以上

好走条件の選択基準は、過去10年間の勝利馬に共通する点を探し出すことを軸としています。
具体的には、過去レースにおいて勝利馬の8割以上が該当する条件を重点的に取り上げています。
つまり、過去10年の勝利馬に広く共通するデータを見出し、それらを軸に情報を提供しているのが特徴です。

好走条件① 年齢

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、21頭が5歳以下の馬でした。更に勝馬に関しては10頭中9頭が該当していました。また、5歳馬が最多の7勝を上げていました。
 

今年のレースで該当する馬は
アスコリピチェーノ
エエヤン
オーキッドロマンス
キタウイング
キャットファイト
コラソンビート
☆サンライズロナウド
ジューンオレンジ
☆ショウナンマグマ
☆セルバーグ
☆ディオ
ディスペランツァ
ドルチェモア
上記13頭です。☆は5歳馬になります。

一方、6歳以上で馬券に絡んだ馬は
2014年ミトラ(6歳)
2015年フラアンジェリコ(7歳)
2015年エキストラエンド(6歳)
2016年カフェブリリアント(6歳)
2017年ガリバルディ(6歳)
2020年ボンセルヴィーソ(6歳)
2022年ミッキーブリランテ(6歳)
2023年ウイングレイテスト(6歳)
2023年ミスニューヨーク(6歳)
上記9頭。
6歳以上で馬券に絡んだ馬の内9頭中8頭は6歳馬となっています。

好走条件② 前走クラス

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、25頭が前走重賞レースに出走した馬でした。更に勝馬に関しては10頭中8頭が該当していました。

今年のレースで該当する馬は
アスコリピチェーノ
エエヤン
カテドラル
キタウイング
キャットファイト
コラソンビート
サンライズロナウド
ジューンオレンジ
セルバーグ
タイムトゥヘヴン
ディオ
ディスペランツァ
ドルチェモア
上記13頭。

一方で、前走重賞レース以外に出走して馬券に絡んだ馬は
2018年ミッキーグローリー(中山芝1600m戦 2-1-1-1)
2019年トロワゼトワル(中山芝1600m戦 0-1-0-1)
2020年スマイルカナ(中山芝1600m戦 2-0-0-0)
2020年ボンセルヴィーソ(中山芝1600m戦 0-1-1-2)
2022年ミッキーブリランテ(中山芝1600m戦 1-1-0-3)
上記5頭。
中山芝1600m戦で連対経験のある馬でした。

今年出走予定の前走重賞レース以外に出走した馬は
エアファンディタ(中山芝1600m戦初出走)
オーキッドロマンス(中山芝1600m戦初出走)
ショウナンマグマ(中山芝1600m戦 0-0-0-1)
上記3頭。
今年出走予定馬で過去の好走条件に該当した馬はいません。

好走条件③ 前走人気

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、25頭が前走1桁人気の馬でした。
更に勝馬に関しては10頭全頭が該当していました。

今年のレースで該当する馬は
アスコリピチェーノ
エアファンディタ
エエヤン
オーキッドロマンス
コラソンビート
ショウナンマグマ
セルバーグ
ディオ
ディスペランツァ
上記9頭。

好走条件④ 前走着差

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、29頭が前走1着or前走着差1.0秒以内の馬でした。更に勝馬に関しては10頭全頭が該当していました。

今年のレースで該当する馬は
アスコリピチェーノ
エアファンディタ
オーキッドロマンス
サンライズロナウド
ショウナンマグマ
タイムトゥヘヴン
ディオ
ディスペランツァ
上記8頭。

一方で、前走着差1.1秒以上で馬券に絡んだ馬は
2016年カフェブリリアント
上記1頭のみ。
カフェブリリアントは前走GⅠレースに出走しており、同年の重賞レースでも掲示板を確保していました。

今年出走予定で前走着差1.1秒以上の馬は
エエヤン(前走GⅡ)
カテドラル(前走GⅢ)
キタウイング(前走GⅢ)
キャットファイト(前走GⅠ)
コラソンビート(前走GⅠ)
ジューンオレンジ(前走GⅢ)
セルバーグ(前走GⅢ)
ドルチェモア(前走GⅢ)
上記8頭。
上記8頭のうち前走GⅠレースに出走していた馬は
キャットファイト(同年重賞最高着順6着)
コラソンビート(同年重賞最高着順2着)
上記2頭。上記2頭のうち掲示板を確保していたのはコラソーンビートのみです。

好走条件⑤ 前走距離

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、26頭が前走1600m以上のレースに出走した馬でした。更に勝馬に関しては10頭中9頭が該当していました。

今年のレースで該当する馬は
アスコリピチェーノ
エアファンディタ
エエヤン
カテドラル
キタウイング
キャットファイト
コラソンビート
サンライズロナウド
ジューンオレンジ
ショウナンマグマ
セルバーグ
タイムトゥヘヴン
ディオ
ディスペランツァ
ドルチェモア
上記15頭。

出走予定馬の内、5つの好走条件を全て満たしている馬

該当する馬は
アスコリピチェーノ
ディオ
ディスペランツァ です。
上記3頭について詳しく紹介したいと思います。

アスコリピチェーノ 牝3 キャリア5戦

前走NHKマイルC1着馬。
前走はスタート良く道中5番手を追走する形。
直線に入ると進路があかず、無理にインをつこうとするも失速。
それにも関わらず、再び末脚を伸ばして2着と負けて強しの内容でした。
スムーズに抜け出せていたら勝ちきっていたかもしれません。
芝1600m戦は重賞4戦走って(2-2-0-0)と世代トップのマイル成績を残しています。
秋初戦で上位人気に推されるのは間違いないです。
古馬初戦で3歳牝馬55.5kgとハンデを背負わされた感はありますが、実力は上位の1頭です。

ディオ 牡5 キャリア21戦

前走関屋記念2着馬。
前走はスタートを決めて道中4番手を先行する形。
逃げ馬がそのまま逃げ切る中、外へ出して末脚を伸ばすも勝馬に届かずの2着でした。
人気馬が出遅れて後方からの競馬になっている中、先行してしぶとく残しての内容なので力は見せた1戦でした。
勝馬を捉えきれず決め手がありませんが、デビューしてから掲示板を外したのは
3走前のダービー卿チャレンジTの11着の1回だけと安定した成績がうりの1頭です。

ディスペランツァ 牡3 キャリア8戦

前走関屋記念9着馬。
前走はスタートそこそこでしたが、ずるずるポジションを下げて道中インの14番手を追走する形。
直線に入ると外へ出して直線末脚を伸ばしていくが9着。
逃げ・先行馬が1・2着と後方待機していたこの馬には展開が向きませんでした。
中山競馬場はGⅠの1戦しか出走しておらず、コース適性は不明ですが右回りのマイル戦は2戦2勝しており
右回りが得意な1頭です。
メンバーレベルは格上になりますが、3歳馬で斤量的に有利にも恵まれており侮れない1頭になります。

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はろ@管理人

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