セントウルS
今年は中京競馬場で開催されるセントウルS。
秋のGⅠスプリンターズSを目指す有力馬が多数出走する1戦。
昨年は14番人気テイエムスパーダが逃げ切り大波乱を起こしましたが過去10年で当日1番人気が(7-2-0-1)と好走しており、当日1番人気には要注目の1戦です。
セントウルSで注目するべき馬は
ダノンスコーピオン
ピューロマジック
ママコチャ
上記3頭です。
セントウルSで注目したい好走条件⑦選
- ①年齢:5歳以下
- ②所属:栗東所属馬
- ③キャリア:30戦以内
- ④前走クラス:重賞
- ⑤前走距離:1200m以上
- ⑥重賞勝利経験:あり
- ⑦同年JRA芝重賞最高着順:1桁着順
好走条件の選択基準は、過去10年間の勝利馬に共通する点を探し出すことを軸としています。
具体的には、過去レースにおいて勝利馬の8割以上が該当する条件を重点的に取り上げています。
つまり、過去10年の勝利馬に広く共通するデータを見出し、それらを軸に情報を提供しているのが特徴です。
好走条件① 年齢
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、22頭が5歳以下の馬でした。
更に勝馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アサカラキング
アネゴハダ
キミワクイーン
サウザンサニー
ジョウショーホープ
ダノンスコーピオン
テイエムスパーダ
トウシンマカオ
ピューロマジック
ママコチャ
ミッキーハーモニー
モズメイメイ
上記12頭です。
一方、6歳以上で馬券に絡んだ馬は
2015年バーバラ(6歳)
2016年ラヴァーズポイント(6歳)
2017年ラインミーティア(7歳)
2017年ダンスディレクター(7歳)
2018年グレイトチャーター(6歳)
2020年メイショウグロッケ(6歳)
2022年ファストフォース(6歳)
2023年スマートクラージュ(6歳)
上記8頭。
7歳以上で馬券に絡んだ馬は2頭とも前走1着馬でした。
今年出走予定の6歳以上の馬は
カリボール(8歳)
グレイトゲイナー(7歳)
ストーンリッジ(7歳)
テンハッピーローズ(6歳)
トゥラヴェスーラ(9歳)
ヨシノイースター(6歳)
上記6頭。
7歳以上の馬は
カリボール(前走14着)
グレイトゲイナー(前走10着)
ストーンリッジ(前走3着)
トゥラヴェスーラ(前走13着)
今年出走予定の7歳以上の馬で前走1着馬はいませんでした。
好走条件② 所属
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、28頭が栗東所属馬でした。
更に勝馬に関しては10頭中9頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アネゴハダ
カリボール
グレイトゲイナー
ジョウショーホープ
ストーンリッジ
ダノンスコーピオン
テイエムスパーダ
テンハッピーローズ
トゥラヴェスーラ
ピューロマジック
ママコチャ
モズメイメイ
ヨシノイースター
上記13頭。
一方で、美浦所属馬で馬券に絡んだ馬は
2017年ラインミーティア(前走アイビスサマーD 1着)
2019年タワーオブロンドン(前走キーンランドC 2着)
上記2頭。
美浦所属馬はいずれも前走重賞レースで連対経験のある馬でした。
今年出走予定の美浦所属馬は
アサカラキング(前走函館スプリントS 9着)
キミワクイーン(前走UHB賞 2着)
サウザンサニー(前走函館スプリントS 4着)
トウシンマカオ(前走京王杯スプリングC 6着)
ミッキーハーモニー(前走UHB賞 7着)
上記5頭。
今年出走予定の美浦所属馬で好走条件に該当する馬はいませんでした。
好走条件③ キャリア
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、27頭がキャリア30戦以内の馬でした。
更に勝馬に関しては10頭中9頭がキャリア20戦以内の馬でした。
今年のレースで該当する馬は
☆アサカラキング
アネゴハダ
☆キミワクイーン
☆サウザンサニー
☆ジョウショウホープ
ストーンリッジ
☆ダノンスコーピオン
☆テイエムスパーダ
テンハッピーローズ
☆トウシンマカオ
☆ピューロマジック
☆ママコチャ
☆ミッキーハーモニー
☆モズメイメイ
ヨシノイースター
上記15頭。☆はキャリア20戦以内の馬です。
一方で、キャリア31戦以上で馬券に絡んだ馬は
2016年ラヴァーズポイント(2走前CBC賞 2着)
2017年ラインミーティア(前走アイビスサマーD 1着)
2018年グレイトチャーター(前走北九州記念 4着)
上記3頭。
キャリア31戦以上で馬券に絡んだ馬は2走以内の重賞レースで掲示板を確保していました。
今年出走予定のキャリア31戦以上の馬は
カリボール(該当なし)
グレイトゲイナー(該当なし)
トゥラヴェスーラ(該当なし)
上記3頭。
今年出走予定の馬で好走条件に該当する馬はいませんでした。
好走条件④ 前走クラス
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、28頭が前走重賞レースに出走した馬でした。
更に勝馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アサカラキング
アネゴハダ
カリボール
グレイトゲイナー
サンザンサニー
ストーンリッジ
ダノンスコーピオン
テイエムスパーダ
テンハッピーローズ
トウシンマカオ
トゥラヴェスーラ
ピューロマジック
ママコチャ
モズメイメイ
ヨシノイースター
上記15頭。
好走条件⑤ 前走距離
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、28頭が前走1200m以上のレースに出走していた馬でした。
更に勝馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アサカラキング
アネゴハダ
カリボール
キミワクイーン
グレイトゲイナー
サウザンサニー
ジョウショーホープ
ストーンリッジ
ダノンスコーピオン
テンハッピーローズ
トウシンマカオ
トゥラヴェスーラ
ピューロマジック
ママコチャ
ミッキーハーモニー
ヨシノイースター
上記16頭。
一方で、前走1200m未満のレースに出走して馬券に絡んだ馬は
2016年ネロ(前走アイビスサマーD 2着)
2017年ラインミーティア(前走アイビスサマーD 1着)
上記2頭。
上記2頭はいずれも前走アイビスサマーDに出走しており連対馬でした。
今年出走予定の前走1200m未満のレースに出走した馬は
テイエムスパーダ(前走アイビスサマーD 3着)
モズメイメイ(前走アイビスサマーD 1着)
条件に該当する馬はモズメイメイ1頭。
好走条件⑥ 重賞勝利経験
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、20頭が重賞勝利経験がある馬でした。
更に勝馬に関しては10頭中9頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
キミワクイーン
ダノンスコーピオン
テイエムスパーダ
テンハッピーローズ
トウシンマカオ
ピューロマジック
ママコチャ
モズメイメイ
上記8頭。
好走条件⑦ 同年JRA芝重賞最高着順
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、29頭が同年JRA重賞最高着順1桁着順の馬でした。
更に勝馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アサカラキング
キミワクイーン
グレイトゲイナー
サウザンサニー
ストーンリッジ
ダノンスコーピオン
テイエムスパーダ
テンハッピーローズ
トウシンマカオ
トゥラヴェスーラ
ピューロマジック
ママコチャ
モズメイメイ
ヨシノイースター
上記14頭。
一方で、唯一例外だった馬は
2020年ミスターメロディ(中京競馬場芝レース 2-0-0-0)
中京競馬場勝利経験のある馬でした。
今年のレースで同年JRA重賞最高着順1桁着順以外の馬は
アネゴハダ(中京競馬場芝レース 0-1-0-1)
カリボール(中京競馬場芝レース 0-0-0-5)
ジョウショーホープ(中京競馬場芝レース 1-0-0-0)
ミッキーハーモニー(中京競馬場芝レース 初出走)
上記4頭。
好走条件に該当する馬はジョウショーホープ1頭。
出走予定馬の内、7つの好走条件を全て満たしている馬
該当する馬は
ダノンスコーピオン
ピューロマジック
ママコチャ です。
上記3頭について詳しく紹介したいと思います。
ダノンスコーピオン 牡5 キャリア16戦
前走安田記念15着馬。
前走はスタートを決めるも大外枠の影響もあり、外外の10番手を追走する形。
直線に入ってからは伸びを欠き15着。GⅠレベルでは力が足りない内容でした。
近走は馬券に絡んでいませんが、2走前は京王杯スプリングCで0.5秒差の4着と掲示板を確保しており、
1600m戦は距離が長くなってきているのかもしれません。
今回初の芝1200m戦であり力は未知数ですが注意が必要な1頭です。
ピューロマジック 牝3 キャリア9戦
前走TV西日本北九州記念1着馬。
前走はスタートを決めてハナに立つとそのまま逃げの形に。
直線に入ってからも後続の追走をしのぎそのまま逃げ切り1着。
スタートが上手く現在7戦連続ハナを取りきって逃げています。
芝1200m戦は(4-2-0-0)と現在連対率100%。
今回は古馬の逃げ馬も出走しており、ハナ争いが激しくなる可能性が高く競り合った際の対応ができるかが鍵になりそうです。
ママコチャ 牝5 キャリア15戦
前走高松宮記念8着馬。
前走はスタートまずまずでポジションを上げていき、4コーナーでは3番手を先行しているが直線に入ってから伸びを欠き8着。
前走は雨が降っており重馬場だったことも影響しているかもしれません。
今回主戦騎手の川田将雅騎手は韓国遠征のため鮫島克駿騎手に変更となりますが、鮫島克駿騎手とコンビで(1-1-0-0)と相性が良いので問題ないと思います。
昨年のスプリンターズS勝馬で実力最上位の1頭なので休養明けでも勝ち切る可能性が高い1頭になります。