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菊花賞

2024年10月16日

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菊花賞

2024年10月16日

菊花賞

京都競馬場芝3000mで行われる3歳クラシック最終戦。
過去10年C.ルメール騎手が騎乗した馬は(3-2-1-2)非常に優秀。
長距離戦は騎手の力量が問われるため、騎乗騎手にも注目したい1戦。
過去10年春2冠3着以内orクラシック初出走の馬が勝利しており、勝馬選定はクラシック成績にも注目したい1戦。
菊花賞で注目するべき馬は
アーバンシック
エコロヴァルツ
ダノンデサイル
メイショウタバル
上記4頭です。

菊花賞で注目したい好走条件⑤選

  • ①キャリア:8戦以内
  • ②前走クラス:重賞レース
  • ③前走着順:3着以内
  • ④非根幹距離成績:勝利経験あり
  • ⑤直近3走重賞最高成績:3着以内

好走条件の選択基準は、過去10年間の勝利馬に共通する点を探し出すことを軸としています。
具体的には、過去レースにおいて勝利馬の8割以上が該当する条件を重点的に取り上げています。
つまり、過去10年の勝利馬に広く共通するデータを見出し、それらを軸に情報を提供しているのが特徴です。

好走条件① キャリア

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、28頭がキャリア8戦以内の馬でした。
更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。

今年のレースで該当する馬は
アスクカムオンモア
アドマイヤテラ
アレグロブリランテ
アーバンシック
ウエストナウ
エコロヴァルツ
シュバルツクーゲル
ショウナンラプンタ
ダノンデサイル
ハヤテノフクノスケ
ビザンチンドリーム
ピースワンデュック
ヘデントール
ミスタージーティー
メイショウタバル
メリオーレム
上記16頭です。

一方、キャリア9戦以上で馬券に絡んだ馬は
2014年サウンズオブアース(前走神戸新聞杯2着 上がり2位)
2016年レインボーライン(前走札幌記念3着 上がり1位)
上記2頭。
上記2頭は前走重賞3着以内かつ上がり2位以内の馬でした。(0-2-0-3)

今年登録されているキャリア9戦以上の馬は
コスモキュランダ(前走朝日セントライト記念2着 上がり2位)
ノーブルスカイ(前走3歳以上1勝クラス1着 上がり2位)
上記2頭。
コスモキュランダは好走条件問題なし。
ノーブルスカイは前走上がり2位ですが、前走下級クラスから出走して馬券に絡んだ馬はいません。(0-0-0-10)
好走条件に該当しているのはコスモキュランダ1頭のみ。

好走条件② 前走クラス

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、24頭が前走重賞レースに出走した馬でした。
更に勝ち馬に関しては10頭中9頭が該当していました。

今年のレースで該当する馬は
アレグロブリランテ
アーバンシック
ウエストナウ
エコロヴァルツ
コスモキュランダ
ショウナンラプンタ
ダノンデサイル
ビザンチンドリーム
ミスタージーティー
メイショウタバル
メリオーレム
上記11頭です。

一方、前走重賞以外のレースに出走して馬券に絡んだ馬は
2014年ゴールドアクター(前走1着 春クラシック未出走 JRA芝レース3勝)
2017年ポポカテペトル(前走1着 春クラシック未出走 JRA芝レース3勝)
2018年ユーキャンスマイル(前走1着 春クラシック未出走 JRA芝レース3勝)
2020年アリストテレス(前走1着 春クラシック未出走 JRA芝レース3勝)
2021年ディヴァインラヴ(前走1着 春クラシック未出走 JRA芝レース3勝)
2023年ドゥレッツァ(前走1着 春クラシック未出走 JRA芝レース4勝)
上記6頭。
前走下級クラスから出走して馬券に絡んだ馬はいずれも前走1着、春クラシック未出走更にJRA芝レース3勝以上の馬でした。(1-1-4-25)

今年登録されている前走下級クラスレースに出走した馬は
アスクカムオンモア(前走1着 春クラシック未出走 JRA芝レース3勝)
アドマイヤテラ(前走1着 春クラシック未出走 JRA芝レース3勝)
シュバルツクーゲル(前走1着 春クラシック未出走 JRA芝レース2勝)
ノーブルスカイ(前走1着 春クラシック未出走 JRA芝レース2勝)
ハヤテノフクノスケ(前走2着 春クラシック未出走 JRA芝レース2勝)
ピースワンデュック(前走1着 春クラシック未出走 JRA芝レース3勝)
ヘデントール(前走1着 春クラシック未出走 JRA芝レース4勝)
上記7頭。
好走条件に該当しているのは
アスクカムオンモア
アドマイヤテラ
ピースワンデュック
ヘデントール
上記4頭。

好走条件③ 前走着順

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、27頭が前走3着以内の馬でした。
更に勝ち馬に関して10頭中9頭が該当していました。

今年のレースで該当する馬は
アスクカムオンモア
アドマイヤテラ
アーバンシック
エコロヴァルツ
コスモキュランダ
シュバルツクーゲル
ショウナンラプンタ
ダノンデサイル
ノーブルスカイ
ハヤテノフクノスケ
ピースワンデュック
ヘデントール
メイショウタバル
上記13頭です。

一方、前走4着以下で馬券に絡んだ馬は
2016年エアスピネル(皐月賞・日本ダービー4着)
2017年クリンチャー(皐月賞4着、日本ダービー13着)
2021年タイトルホルダー(皐月賞2着、日本ダービー6着)
上記3頭。
上記3頭はいずれも春クラシック2戦とも出走かつ最高着順4着以内の馬でした。(1-1-1-3)

今年登録されている前走4着以下の馬は
アレグロブリランテ(皐月賞15着、日本ダービー未出走)
ウエストナウ(皐月賞・日本ダービー未出走)
ビザンチンドリーム(皐月賞13着、日本ダービー17着)
ミスタージーティー(皐月賞10着、日本ダービー16着)
メリオーレム(皐月賞・日本ダービー未出走)
上記5頭。
好走条件を満たした馬は1頭もいません。

好走条件④ 非根幹距離成績

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、25頭が非根幹距離レース勝利経験がある馬でした。
更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。

今年のレースで該当する馬は
アスクカムオンモア
アドマイヤテラ
アレグロブリランテ
アーバンシック
ウエストナウ
エコロヴァルツ
ダノンデサイル
ビザンチンドリーム
ピースワンデュック
ヘデントール
メイショウタバル
メリオーレム
上記12頭です。

一方、非根幹距離レース未勝利の馬は
2014年サウンズオブアース(前走神戸新聞杯2着 上がり2位)
2015年リアファル(前走神戸新聞杯1着 上がり3位)
2016年エアスピネル(前走神戸新聞杯5着 上がり3位)
2018年エタリオウ(前走神戸新聞杯2着 上がり1位)
2020年サトノフラッグ(前走朝日セントライト記念2着 上がり1位)
上記5頭。
馬券に絡んだ5頭はいずれも前走重賞5着以内かつ上がり3位以内の馬でした。(0-2-3-6)

今年登録している非根幹距離レース未勝利馬は
コスモキュランダ(前走朝日セントライト記念2着 上がり2位)
シュバルツクーゲル(前走オールスターJ第2戦1着 上がり1位)
ショウナンラプンタ(前走神戸新聞杯3着 上がり2位)
ノーブルスカイ(前走3歳以上1勝クラス1着 上がり2位)
ハヤテノフクノスケ(前走フィリピンT2着 上がり2位)
ミスタージーティー(前走神戸新聞杯10着 上がり4位以下)
上記6頭。
好走条件に該当する馬は
コスモキュランダ
ショウナンラプンタ
上記2頭。

好走条件⑤ 直近3走重賞最高成績

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、25頭が直近3走重賞レース3着以内経験がある馬or重賞初出走の馬でした。
更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。

今年のレースで該当する馬は
アレグロブリランテ
アーバンシック
ウエストナウ
エコロヴァルツ
コスモキュランダ
ショウナンラプンタ
ダノンデサイル
ノーブルスカイ
ビザンチンドリーム
メイショウタバル
上記10頭です。

出走予定馬の内、5つの好走条件を全て満たしている馬

該当する馬は
アーバンシック
エコロヴァルツ
ダノンデサイル
メイショウタバル
です。

上記4頭について詳しく紹介したいと思います。

アーバンシック 牡3 キャリア6戦

前走朝日セントライト記念1着。
前走は朝日セントライト記念で1着。
スタートで寄れて少し出遅れましたが、最内枠を活かし、9番手から追走。
向正面で徐々にポジションを上げ、5番手で直線に入ると、末脚を伸ばして見事に1着を決めました。
初めてコンビを組んだルメール騎手と道中うまく折り合い、上がり最速の脚を使えた点も評価できます。
デビューから6戦連続で上がり3位以内の末脚を見せていることも強みです。
ただし、過去10年の傾向では、春クラシックで3着以内に入った馬、もしくは未出走馬が勝っていることが多いため、この点を覆せるかが課題となります。
また、前走でうまく折り合ったものの、さらなる距離延長に対応できるかが鍵となりそうです。

エコロヴァルツ 牡3 キャリア7戦

前走は朝日セントライト記念で3着。
スタートを決め、一旦はハナに立ちましたが、向正面で逃げ馬に前を譲り、2番手からレースを進めました。
3〜4コーナーでは徐々に進出し、直線でコスモキュランダに交わされるも、しぶとく脚を伸ばして3着を確保。
岩田康誠騎手とのコンビでは2戦連続で積極策を取り、道中は1〜2番手で逃げ・先行する競馬が定着しています。
しかし、過去10年の傾向として春クラシックで3着以内の馬、もしくは未出走馬が勝っていることが多く、この点が課題です。
また、3歳になってから勝利がないことも懸念材料となります。

ダノンデサイル 牡3 キャリア5戦

前走は日本ダービーで1着。
スタートを決め、インの3〜4番手で先行。
道中は終始好位のインをキープし、直線では内から抜け出して後続を突き放し、見事にダービー馬となりました。
完璧なレース運びでの勝利でした。
皐月賞の出走除外を除けば、全てのレースで掲示板を確保し、全レースで上がり3位以内の末脚を記録している点も大きな強みです。
過去10年のデータでは、日本ダービーから直行した馬の成績は(0-1-0-1)で、出走は2頭のみ。
しかし、その中で好走したのは昨年のダービー馬タスティエーラだったことから、ダノンデサイルにも好走の期待がかかります。

メイショウタバル 牡3 キャリア7戦

前走は神戸新聞杯で1着。
大外枠からスタートを決め、ハナを主張して後続を大きく引き離す逃げの形を取りました。
直線では2着馬が迫ってきましたが、しっかりと逃げ切って勝利を収めました。
2走前の皐月賞では、逃げたもののハイペースが影響し、17着と大敗しています。
ただし、前走のように単騎逃げができれば注目すべき存在です。
しかし、皐月賞で崩れたことを考えると、今回の距離延長はマイナス材料となりそうです。
さらに、過去10年で浜中騎手は一度も馬券に絡んでいないこともあり、鞍上への不安も残りますが、大逃げに期待したい1頭です。

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