京王杯2歳S
東京競馬場芝1400mで行われる2歳重賞戦。当日1番人気は(3-2-2-3)とまずまずの成績。過去10年栗東所属馬が(8-6-3-33)と関東輸送があるにも関わらず関西所属馬の好走が目立つ1戦。所属場所にも注目したい1戦です。
京王杯2歳Sで注目するべき馬は
エイシンワンド
エンドレスサマー
クラスペディア
バニーラビット
パンジャタワー
ヤンキーローズ
上記6頭です。
京王杯2歳Sで注目したい好走条件⑤選
- ①性別:牡馬
- ②前走着差:1着or1.0秒差以内
- ③前走末脚:3位以内
- ④前走距離:1400m以下
- ⑤新馬戦成績:3着以内
好走条件の選択基準は、過去10年間の勝利馬に共通する点を探し出すことを軸としています。
具体的には、過去レースにおいて勝利馬の8割以上が該当する条件を重点的に取り上げています。
つまり、過去10年の勝利馬に広く共通するデータを見出し、それらを軸に情報を提供しているのが特徴です。
好走条件① 性別
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、25頭が牡馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭中9頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
エイシンワンド
エンドレスサマー
カガバベル
クラスペディア
シンフォーエバー
バニーラビット
パンジャタワー
ヒシアマン
マイネルチケット
マリノニトゥルス
ヤンキーバローズ
リアルショット
上記12頭です。
一方、牝馬で馬券に絡んだ馬は
2016年レーヌミノル(小倉2歳S1着)
2018年アウゥルアウェイ(ダリア賞1着)
2021年ラブリイユアアイズ(クローバー賞1着)
2022年スピードオブライト(2歳新馬1着)
2023年コラソンビート(ダリア賞1着)
上記5頭。
馬券に絡んだ5頭はいずれも前走1着の馬でした。(1-2-2-21)
今年登録している牝馬は
カガバベル(前走ヤマボウシ賞9着)
レモンバーム(2歳新馬1着)
上記2頭。
好走条件に該当しているのはレモンバーム1頭。
好走条件② 前走着差
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、28頭が前走1着or前走着差1.0秒以内の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
エイシンワンド
エンドレスサマー
キタノクニカラ
クラスペディア
シンフォーエバー
バニーラビット
パンジャタワー
ヒシアマン
マイネルチケット
マリノニトゥルス
ヤンキーバローズ
リアルショット
レモンバーム
上記13頭です。
一方、前走着差1.1秒以上で馬券に絡んだ馬は
2020年ロードマックス(新馬戦1着 末脚1位)
2020年フロムダスク(新馬戦1着 末脚1位)
上記2頭。
上記2頭は新馬戦を末脚1位かつ1着の馬でした。(0-2-0-1)
今年登録されている前走着差1.1秒以上の馬は
カガバベル(新馬戦5着 末脚4位以下)
上記1頭。
好走条件に該当している馬はいません。
好走条件③ 前走末脚
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、22頭が前走末脚3位以内の馬でした。更に勝ち馬に関して10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
エイシンワンド
エンドレスサマー
キタノクニカラ
クラスペディア
バニーラビット
パンジャタワー
ヒシアマン
マイネルチケット
マリノニトゥルス
ヤンキーバローズ
リアルショット
レモンバーム
上記12頭です。
好走条件④ 前走距離
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、23頭が前走芝1400m以下レースに出走した馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭中9頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
エイシンワンド
エンドレスサマー
クラスペディア
バニーラビット
パンジャタワー
マリノニトゥルス
ヤンキーバローズ
リアルショット
レモンバーム
上記9頭です。
一方、前走芝1400m超のレースに出走して馬券に絡んだ馬は
2015年アドマイヤモラール(前走4角4番手)
2016年ディバインコード(前走4角2番手)
2019年ヴァルナ(前走4角3番手)
2020年ロードマックス(前走4角6番手)
2021年キングエルメス(前走4角2番手)
2021年トウシンマカオ(前走4角1番手)
2021年ラブリイユアアイズ(前走4角1番手)
上記7頭。
上記7頭は前走4角6番手以内の馬でした。(1-3-3-11)
今年登録されている前走1400m超のレースに出走していた馬は
カガバベル(前走4角7番手)
キタノクニカラ(前走4角4番手)
シンフォーエバー(前走4角1番手)
ヒシアマン(前走4角3番手)
マイネルチケット(前走4角3番手)
上記5頭。
好走条件に該当しているのは
キタノクニカラ
シンフォーエバー
ヒシアマン
マイネルチケット
上記4頭。
好走条件⑤ 新馬戦成績
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、25頭が新馬戦3着以内の馬でした。更に勝ち馬に関して10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
エイシンワンド
エンドレスサマー
キタノクニカラ
クラスペディア
シンフォーエバー
バニーラビット
パンジャタワー
ヒシアマン
マイネルチケット
ヤンキーバローズ
レモンバーム
上記11頭です。
一方、新馬戦4着以下で馬券に絡んだ馬は
2017年アサクサゲンキ(前走3番人気 前走1着)
2018年カルリーノ(前走3番人気 前走3着)
2019年ヴァルナ(前走2番人気 前走1着)
2020年ユングヴィ(前走3番人気 前走1着)
2023年ロジリオン(前走1番人気 前走1着)
上記5頭。
上記5頭は前走3番人気以内かつ前走3着以内の馬でした。(0-1-4-8)
今年登録されている新馬戦4着以下の馬は
カガバベル(前走9番人気9着)
マリノニトゥルス(前走5番人気1着)
リアルショット(前走4番人気1着)
上記3頭。
好走条件に完全に一致している馬はいません。
出走予定馬の内、5つの好走条件を全て満たしている馬
該当する馬は
エイシンワンド
エンドレスサマー
クラスペディア
バニーラビット
パンジャタワー
ヤンキーローズ
です。
上記6頭について詳しく紹介したいと思います。
エイシンワンド 牡2 キャリア2戦
前走小倉2歳S1着。前走はスタートを決めて3番手を先行する形。直線に入ると末脚を伸ばしていき1着。道中馬場の真ん中に出すと左右にムチを使い分けながら直線を走っておりまだまだ安定感がないながらも勝ちきっている点はプラス。前走内容的に距離延長がプラスに働くかは疑問ですが、現在2連勝中で勢いもあり重賞連勝に期待したい1頭。
エンドレスサマー 牡2 キャリア3戦
前走小倉2歳S6着。前走は外枠の影響もあり道中10番手を追走する形に。直線に入ってからも伸びはもう一つで6着までがやっとの内容。デビューして2戦函館競馬場で好走しており右回りのレースのが適正が高いかもしれない。前走4角4-5番手以内の前決着レースを4角9番手から6着まで来ており距離延長はプラスに働きそうな1頭。
クラスペディア 牡2 キャリア2戦
前走小倉2歳S2着。前走は内枠からインの4番手を追走する形。直線に入ってから外へ出すと末脚を伸ばして2着。デビュー2戦2着が続いており未勝利馬ですが、重賞でも通用しているところを見ると侮れない1頭。
バニーラビット 牡2 キャリア1戦
前走10/5、2歳新馬新潟競馬場芝1400m戦1着。前走はスタートを決めて3番手を先行する形。直線に入ると先頭にたちそのまま押し切って1着。4角5番手以内の馬が1-3着と展開は向いたレースでしたが勝ちきっている点はプラス。左回りのレース経験があるのもプラスの1頭。
パンジャタワー 牡2 キャリア1戦
前走9/8、2歳新馬中京競馬場芝1200m戦1着。前走はスタートは出るが出足鈍く後方になるも押して3番手の外を確保すると直線に入って末脚を伸ばして1着。前走は少頭数のレースだったこともあり好位を確保できたが頭数が増えたときにポジションを取れるかが鍵になりそうな1頭。
ヤンキーバローズ 牡2 キャリア2戦
前走函館2歳S4着。前走は大外枠の影響もありスタート後すぐにポジションを下げて10番手を追走する形。直線に入ると大外から末脚を伸ばしてくるが4着。前走は4角4番手以内の馬が1-3着だったなか9番手から末脚を伸ばして4着だったのでまずまずの内容。ゴール前でも足が伸びてきており距離延長はプラスに働きそうな1頭。