福島記念
福島競馬場芝2000mで行われるハンデ重賞の1戦。ローカル重賞の1戦ですが当日1番人気の馬が(1-3-4-2)と勝ちきれていないが安定感まずまずの1頭。枠順で大きな差があるレースとなっており、1枠4勝、2枠3勝と内枠の好走が目立つ一方で、6-8枠の馬は勝馬が出ておらず枠順にも注目したい1戦。
福島記念で注目するべき馬は
シリウスコルト
シーズンリッチ
ドクタードリトル
フライライクバード
プラチナトレジャー
上記5頭です。
福島記念で注目したい好走条件⑤選
- ①性別:牡・騸馬
- ②斤量:54-57kg
- ③キャリア:30戦以内
- ④前走着差:1着or1.0秒以内
- ⑤重賞成績:最高着順4着以内
好走条件の選択基準は、過去10年間の勝利馬に共通する点を探し出すことを軸としています。
具体的には、過去レースにおいて勝利馬の8割以上が該当する条件を重点的に取り上げています。
つまり、過去10年の勝利馬に広く共通するデータを見出し、それらを軸に情報を提供しているのが特徴です。
好走条件① 性別
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、27頭が牡・騸馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭中9頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アスクワイルドモア
アラタ
ウインシュクラン
ギャラクシーナイト
サトノエルドール
ショウナンマグマ
シリウスコルト
シーズンリッチ
ダンディズム
ドクタードリトル
フライライクバード
プラチナトレジャー
ベラジオソノダラブ
ホウオウノーサイド
上記14頭です。
一方、牝馬で馬券に絡んだのは
2016年ダイワドレッサー(2走前ラジオNIKKEI賞2着)
2022年サトノセシル(2走前クイーンS2着)
2023年ホウオウヘミーズ(2走前七夕賞3着)
上記3頭。
馬券に絡んだ3頭は近2走重賞で3着以内経験がある馬でした。(1-1-1-4)
今年登録されている牝馬は
エンパイアウエスト(2走以内重賞最高着順15着)
クリノプレミアム(2走以内重賞最高着順6着)
ゴールドエクリプス(2走以内重賞最高着順8着)
タガノパッション(2走以内重賞最高着順8着)
フェアエールング(2走以内重賞未出走)
ラヴェル(2走以内重賞最高着順5着)
上記6頭。
好走条件に該当する馬はいません。
好走条件② 斤量
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、24頭が斤量54-57kgの馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アスクワイルドモア
ウインシュクラン
ギャラクシーナイト
クリノプレミアム
サトノエルドール
ショウナンマグマ
シリウスコルト
シーズンリッチ
ダンディズム
ドクタードリトル
フライライクバード
プラチナトレジャー
ラヴェル
上記13頭です。
一方、斤量54-57kg以外でで馬券に絡んだ馬は
2014年メイショウナルト(当日1番人気)
2015年ミトラ(当日1番人気)
2016年ダイワドレッサー(当日3番人気)
2019年ステイフーリッシュ(当日6番人気)
2019年ミッキースワロー(当日2番人気)
2022年サトノセシル(当日3番人気)
上記6頭。
馬券に絡んだ6頭中5頭が当日3番人気以内の馬でした。(0-2-3-4)
当日4番人気以下で馬券に絡んだ馬を見ると
54-57kg(4-3-4-85)勝率4.2% 連対率7.3% 複勝率11.5%
54-57kg以外(0-1-0-34)勝率0% 連対率2.9% 複勝率2.9%
人気薄の好走は54-57kgの馬が多くなっています。
今年登録されている斤量54-57kg以外の馬は
アラタ
エンパイアウエスト
ゴールドエクリプス
タガノパッション
フェアエールング
ベラジオソノダラブ
ホウオウノーサイド
上記馬は当日人気にも注意が必要です。
好走条件③ キャリア
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、28頭がキャリア30戦以内の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アスクワイルドモア
アラタ
ウインシュクラン
エンパイアウエスト
ギャラクシーナイト
ゴールドエクリプス
ショウナンマグマ
シリウスコルト
シーズンリッチ
タガノパッション
ドクタードリトル
フェアエールング
フライライクバード
プラチナトレジャー
ベラジオソノダラブ
ホウオウノーサイド
ラヴェル
上記17頭です。
好走条件④ 前走着差
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、27頭が前走1着or前走着差1.0秒以内の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭中9頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アラタ
ウインシュクラン
ギャラクシーナイト
クリノプレミアム
サトノエルドール
シリウスコルト
シーズンリッチ
ダンディズム
ドクタードリトル
フェアエールング
フライライクバード
プラチナトレジャー
ラヴェル
上記13頭です。
一方、前走着差1.0秒超で馬券に絡んだ馬は
2016年ダイワドレッサー(前走秋華賞 前走4角2番手)
2018年マイスタイル(前走札幌記念 前走4角1番手)
2022年ユニコーンライオン(前走京都大賞典 前走4角1番手)
上記3頭。
馬券に絡んだ3頭は前走国内GⅠorGⅡに出走かつ前走4角1-2番手の馬でした。(1-1-1-5)
今年登録されている前走着差1.0秒超の馬は
アスクワイルドモア(前走ケフェウスS 前走4角9番手)
エンパイアウエスト(前走函館記念 前走4角15番手)
ゴールドエクリプス(前走マーメイドS 前走4角8番手)
ショウナンマグマ(前走カシオペアS 前走4角12番手)
タガノパッション(前走新潟牝馬S 前走4角8番手)
ベラジオソノダラブ(前走オクトーバーS 前走4角1番手)
ホウオウノーサイド(前走ジュライS 前走4角15番手)
上記7頭。
好走条件に該当する馬はいません。
好走条件⑤ 重賞成績
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、27頭がJRA芝重賞レース最高着順4着以内の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アスクワイルドモア
アラタ
クリノプレミアム
ゴールドエクリプス
ショウナンマグマ
シリウスコルト
シーズンリッチ
タガノパッション
ダンディズム
ドクタードリトル
フライライクバード
プラチナトレジャー
ラヴェル
上記13頭です。
一方、重賞最高着順5着以下で馬券に絡んだ馬は
2014年フラアンジェリコ(重賞初出走 前走丹頂S 前走着差0.8秒)
2021年アラタ(重賞最高着順6着 前走ケフェウスS1着)
2023年ダンディズム(重賞最高着順7着 前走丹頂S 前走着差0.1秒)
上記3頭。
馬券に絡んだ3頭は、前走OPクラスかつ④を満たしている馬でした。(0-2-1-12)
今年登録されている重賞最高着順5着以下の馬は
ウインシュクラン(前走阿武隈S1着)
エンパイアウエスト(前走函館記念15着 前走着差1.6秒)
ギャラクシーナイト(前走オクトーバーS2着 前走着差0.3秒)
サトノエルドール(前走オクトーバーS3着 前走着差0.4秒)
フェアエールング(前走STV賞1着)
ベラジオソノダラブ(前走オクトーバーS16着 前走着差2.7秒)
ホウオウノーサイド(前走ジュライS13着 前走着差2.8秒)
上記7頭。
好走条件に該当している馬は
ギャラクシーナイト
サトノエルドール
上記2頭。
出走予定馬の内、5つの好走条件を全て満たしている馬
該当する馬は
シリウスコルト
シーズンリッチ
ドクタードリトル
フライライクバード
プラチナトレジャー
です。
上記5頭について詳しく紹介したいと思います。
シリウスコルト 牡3 キャリア8戦
前走小倉記念9着。前走はスタートまずまずで道中3番手を先行する形。直線に入ると内の馬に進路を塞がれる形になり失速していき9着。前走は2番手で先行したコスタボニータをを除き先行勢は失速するレースなだけに見直しは可能。2走前のラジオNIKKEI賞はスタートから内ラチ沿いを通り続け3-4コーナーで徐々に進出していき直線でハナにたったが惜しくも2着。福島競馬場成績は距離が違うとはいえ(1-1-0-0)と得意舞台。前走は古馬との重賞経験もあり成長力にも期待したい1頭です。
シーズンリッチ 牡4 キャリア12戦
前走オクトーバーS10着。前走はスタートまずまずだが道中11番手を追走する形。直線に入ってから徐々に末脚を伸ばしていくが10着。結果的に道中7番手以内の馬が1-4着だったとはいえ評価しにくい内容。去年の毎日杯より馬券に絡んだことがなく、一気に変わり身があるかは疑問。大穴の1頭になるかもしれません。
ドクタードリトル 牡4 キャリア16戦
前走京都大賞典6着。前走はスタートまずまずだが道中8番手を追走する形。3-4コーナーから徐々にポジションを上げていき直線に入りじわじわ末脚を伸ばして8着。古馬になり重賞初挑戦になりましたが勝馬と着差0.3秒と力を見せた1戦。直線距離が長い競馬場を主に使い初のローカルコースで持ち味を活かせるかは疑問の1頭。
フライライクバード セ7 キャリア24戦
前走ケフェウスS1着。前走はスタートを決めて道中2番手を先行する形。向正面で徐々に逃げ馬に並びかけていき直線で先頭に立つとそのまま押し切って1着。前走は逃げ馬が3着に残るほどの逃げ・先行勢有利のレースを2番手で競馬しての1着なので着順通りの評価まで。右回りのレースは4年前の1勝クラス以降で勝利経験がありませんが、大崩れの少ない1頭。
プラチナトレジャー 牡6 キャリア26戦
前走タイランドC4着。前走はスタートまずまずで道中7番手を追走する形。道中インを立ち回り3-4コーナーから押していき直線ではじわじわ末脚を伸ばして4着。斤量差があったとはいえ3着馬が次走アルゼンチン共和国杯勝利したハヤヤッコだったことを考えると重賞でも十分通用する力を持っている1頭。