京阪杯
京都競馬場芝1200mで行われる重賞戦。今年は阪神競馬場の改修工事に伴い、昨年同様に京都競馬場で行われます。例年荒れるレースですが、勝ち馬に関しては当日5番人気以内の馬が8勝しており当日上位人気の馬が勝利している点も注意したい。過去10年当日5番人気以内の馬は(8-6-2-34)と半数以上は5番人気以内で軸は上位人気から選びたい1戦。
京阪杯で注目するべき馬は
ビッグシーザー
ミルトクレイモー
上記2頭です。
京阪杯で注目したい好走条件⑤選
- ①性別:牡・騸馬
- ②年齢:6歳以下
- ③前走人気:1桁人気
- ④開催場所成績:勝利経験あり
- ⑤重賞最高成績:4着以内
好走条件の選択基準は、過去10年間の勝利馬に共通する点を探し出すことを軸としています。
具体的には、過去レースにおいて勝利馬の8割以上が該当する条件を重点的に取り上げています。
つまり、過去10年の勝利馬に広く共通するデータを見出し、それらを軸に情報を提供しているのが特徴です。
好走条件① 性別
過去10年で馬券に絡んだ31頭中、25頭が牡・騸馬でした。
今年のレースで該当する馬は
アグリ
ウインカーネリアン
ヴェントヴォーチェ
エイシンスポッター
カンチェンジュンガ
グレイトゲイナー
セッタレダリスト
ビッグシーザー
プルパレイ
ペアポルックス
ミルトクレイモー
ラプタス
レッドベルオーブ
上記13頭。
一方、牝馬で馬券に絡んだ馬は
2014年アンバルブライベン(5歳 栗東所属 キャリア23戦)
2018年ダイアナヘイロー(5歳 栗東所属 キャリア23戦)
2019年アイラブテーラー(3歳 栗東所属 キャリア5戦)
2019年カラクレナイ(5歳 栗東所属 キャリア23戦)
2020年カレンモエ(4歳 栗東所属 キャリア8戦)
2021年エイティーンガール(5歳 栗東所属 キャリア23戦)
上記6頭。
馬券に絡んだ牝馬は5歳以下、栗東所属馬かつキャリア23戦以内の馬でした。(2-2-2-31)
今年登録されている牝馬は
アネゴハダ(5歳 栗東所属 キャリア24戦)
カルチャーデイ(3歳 栗東所属 キャリア6戦)
グランテスト(4歳 栗東所属 キャリア12戦)
サブライムアンセム(5歳 栗東所属 キャリア22戦)
スコールユニバンス(5歳 栗東所属 キャリア35戦)
テイエムスパーダ(5歳 栗東所属 キャリア21戦)
ドロップオブライト(5歳 栗東所属 キャリア20戦)
マメコ(5歳 栗東所属 キャリア22戦)
モズメイメイ(4歳 栗東所属 キャリア16戦)
レッドヒルシューズ(4歳 栗東所属 キャリア18戦)
上記11頭。
好走条件に該当するのは
カルチャーデイ
グランテスト
サブライムアンセム
テイエムスパーダ
ドロップオブライト
マメコ
モズメイメイ
レッドヒルシューズ
上記8頭。
好走条件② 年齢
過去10年で馬券に絡んだ31頭中、27頭が6歳以下の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アグリ
アネゴハダ
エイシンスポッター
カルチャーデイ
カンチェンジュンガ
グランテスト
サブライムアンセム
スコールユニバンス
セッタレダリスト
チェイスザドリーム
テイエムスパーダ
ドロップオブライト
ビッグシーザー
プルパレイ
ペアポルックス
マメコ
ミルトクレイモー
モズメイメイ
レッドヒルシューズ
レッドベルオーブ
上記20頭です。
一方、7歳以上で馬券に絡んだ馬は
2016年アースソニック(7歳 前走セントウルS着差0.3秒)
2018年ナインテイルズ(7歳 前走ルミエールオータムD着差0.7秒)
2022年キルロード(7歳 前走函館スプリントS着差0.5秒)
上記3頭。
馬券に絡んだ3頭は7歳馬かつ前走OPクラス着差0.7秒以内の馬でした。(0-2-1-8)
今年登録されている7歳以上の馬は
ウインカーネリアン(7歳 前走MBSスワンS着差0.3秒)
ヴェントヴォーチェ(7歳 前走スプリンターズS着差1.4秒)
グレイトゲイナー(7歳 前走産経賞セントウルS着差0.7秒)
ラプタス(8歳 前走サマーチャンピオン着差0.2秒)
上記4頭。
好走条件に該当する馬は
ウインカーネリアン
グレイトゲイナー
上記2頭。
好走条件③ 前走人気
過去10年で馬券に絡んだ31頭中、27頭が前走1桁人気の馬でした。
今年のレースで該当する馬は
アグリ
ウインカーネリアン
カルチャーデイ
カンチェンジュンガ
グランテスト
サブライムアンセム
セッタレダリスト
チェイスザドリーム
ドロップオブライト
ビッグシーザー
プルパレイ
ペアポルックス
マメコ
ミルトクレイモー
ラプタス
レッドヒルシューズ
レッドベルオーブ
上記17頭です。
一方、前走2桁人気で馬券に絡んだ馬は
2014年サドンストーム(前走スワンS4着)
2016年アースソニック(前走セントウルS4着)
2019年ライトオンキュー(前走キーンランドC4着)
2021年エイティーンガール(前走スプリンターズS13着)
2021年タイセイビジョン(前走スプリンターズS12着)
2023年エイシンスポッター(前走スプリンターズS11着)
上記6頭。
馬券に絡んだ6頭は前走国内重賞出走かつ前走GⅠ出走(1-1-1-12)or前走GⅡ・GⅢ4着以内の馬(1-1-1-3)の馬でした。
今年登録されている前走2桁人気の馬は
アネゴハダ(前走夕刊フジ杯オパールS12着)
ヴェントヴォーチェ(前走スプリンターズS16着)
エイシンスポッター(前走スプリンターズS9着)
グレイトゲイナー(前走セントウルS14着)
スコールユニバンス(前走オーロC5着)
テイエムスパーダ(前走産経賞セントウルS16着)
モズメイメイ(前走スプリンターズS10着)
上記7頭。
好走条件に該当するのは
ヴェントヴォーチェ
エイシンスポッター
モズメイメイ
上記3頭。
好走条件④ 開催場所成績
過去10年で馬券に絡んだ31頭中、27頭が開催競馬場で勝利経験がある馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭中9頭該当していました。
今年のレースで該当する馬は
エイシンスポッター
カルチャーデイ
グランテスト
グレイトゲイナー
ビッグシーザー
マメコ
ミルトクレイモー
モズメイメイ
上記8頭です。
一方、開催競馬場で勝利経験がなく馬券に絡んだ馬は
2014年サカジロロイヤル(前走芝1200m戦 着差0.4秒)
2015年サトノルパン(前走芝1400m戦 着差0.4秒)
2020年カレンモエ(前走芝1200m戦1着)
2022年キルロード(前走芝1200m戦 着差0.5秒)
上記4頭。
馬券に絡んだ4頭は前走芝1200m以上のレースに出走かつ前走1着or着差0.5秒以内の馬でした。(1-2-1-28)
今年登録されている開催場所勝利経験がない馬は
アグリ(前走芝1400m戦 着差0.5秒)
アネゴハダ(前走芝1200m 着差0.7秒)
ウインカーネリアン(前走芝1400m 着差0.3秒)
ヴェントヴォーチェ(前走芝1200m 着差1.4秒)
カンチェンジュンガ(前走芝1400m 着差0.2秒)
サブライムアンセム(前走芝1200m 着差0.4秒)
スコールユニバンス(前走芝1400m 着差0.1秒)
セッタレダリスト(前走芝1600m 着差1.6秒)
チェイスザドリーム(前走芝1000m 着差0.1秒)
テイエムスパーダ(前走芝1200m 着差1.1秒)
ドロップオブザライト(前走芝1200m戦1着)
プルパレイ(前走芝1200m 着差0.5秒)
ペアポルックス(前走芝1200m 着差0.3秒)
ラプタス(前走ダ1400m 着差0.2秒)
レッドヒルシューズ(前走芝1200m 着差0.2秒)
レッドベルオーブ(前走芝1200m 着差0.3秒)
上記16頭。
好走条件に該当するのは
アグリ
ウインカーネリアン
カンチェンジュンガ
サブライムアンセム
スコールユニバンス
ドロップオブザライト
プルパレイ
ペアポルックス
ラプタス
レッドヒルシューズ
レッドベルオーブ
上記11頭。
好走条件⑤ 重賞最高成績
過去10年で馬券に絡んだ31頭中、25頭が重賞4着以内経験がある馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アグリ
アネゴハダ
ウインカーネリアン
ヴェントヴォーチェ
エイシンスポッター
カルチャーデイ
カンチェンジュンガ
グランテスト
サブライムアンセム
テイエムスパーダ
ドロップオブライト
ビッグシーザー
プルパレイ
ペアポルックス
ミルトクレイモー
モズメイメイ
レッドヒルシューズ
レッドベルオーブ
上記18頭です。
一方、重賞4着以内経験がなく馬券に絡んだ馬は
2014年サカジロロイヤル(重賞初出走 前走3着)
2017年イッテツ(重賞最高着順5着 前走3着)
2019年アイラブテーラー(重賞初出走 前走1着)
2020年カレンモエ(重賞初出走 前走1着)
2020年ジョーアラビカ(重賞初出走 前走1着)
2022年スマートクラージュ(重賞最高着順10着 前走10着)
上記6頭。
馬券に絡んだ6頭中5頭は前走3着以内の馬でした。(0-2-3-12)唯一の例外であるスマートクラージュは前走重賞レースで1番人気に支持される馬でした。(0-0-1-0)
今年登録されている重賞最高着順4着以内経験がない馬は
グレイトゲイナー(重賞最高着順5着 前走16番人気14着)
スコールユニバンス(重賞最高着順8着 前走17人気5着)
セッタレダリスト(重賞初出走 前走6番人気15着)
チェイスザドリーム(重賞最高着順9着 前走4番人気3着)
マメコ(重賞初出走 前走9番人気14着)
ラプタス(重賞初出走 前走6番人気2着)
上記5頭。
好走条件に該当する馬は
チェイスザドリーム
ラプタス
上記2頭。
出走予定馬の内、5つの好走条件を全て満たしている馬
該当する馬は
ビッグシーザー
ミルトクレイモー
です。
上記2頭について詳しく紹介したいと思います。
ビッグシーザー 牡4 キャリア17戦
前走夕刊フジ杯オパールS1着。前走はスタートまずまずで道中3番手を先行し直線に入ると末脚をじわじわ伸ばしていき1着。結果的に4角3番手以内の馬が掲示板を独占しており展開が向いたかもしれませんが長く脚を使って勝利しています。京都競馬場はと古馬になってからは2戦2勝と実力をつけています。1200m戦重賞でも好走が続いており、重賞勝利がほしい1頭。
ミルトクレイモー 牡4 キャリア20戦
前走ルミエールオータムD7着。前走はスタートを決めるが外ラチへ寄せきれず道中5番手を追走。結果的に外ラチへ寄せた馬が伸びていき7着なので見直しが可能な1頭。勝利しているレースはすべて1200m戦(4-2-1-4)とまずまずの成績。2走前に3勝クラスを勝ち上がって古馬重賞は初挑戦になりますが、京都芝1200mは(1-1-0-0)と得意舞台で好走に期待したい1頭。