ステイヤーズS
中山競馬場芝3600mで行われる重賞戦。長距離戦はスタミナが求められる1戦であり適正が重要なレース。好走馬を見る限りリピーターの多いレースでもあり、過去の好走馬は年齢不問で注意が必要な1戦。芝3000m以上の重賞で3着以内経験がある馬は(8-7-2-16)複勝率50%で好走経験がある馬は注目したい。
ステイヤーズSで注目するべき馬は
ミクソロジー
上記1頭です。
ステイヤーズSで注目したい好走条件⑤選
- ①性別:牡・騸馬
- ②前走人気:1桁人気
- ③騎手:前走から騎手変更
- ④前走距離:芝2400m以上
- ⑤重賞成績:1桁着順
好走条件の選択基準は、過去10年間の勝利馬に共通する点を探し出すことを軸としています。
具体的には、過去レースにおいて勝利馬の8割以上が該当する条件を重点的に取り上げています。
つまり、過去10年の勝利馬に広く共通するデータを見出し、それらを軸に情報を提供しているのが特徴です。
好走条件① 性別
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、28頭が牡・騸馬でした。更に勝ち馬に関して10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アイアンバローズ
ウェルカムニュース
エヒト
クールミラボー
サンライズソレイユ
シュヴァリエローズ
シルブロン
ダンディズム
フェーングロッテン
フォワードアゲン
マイネルケレリウス
ミクソロジー
メイショウブレゲ
上記13頭です。
一方、牝馬で馬券に絡んだ馬は
2020年ポンデザール(前走4着)
2022年プリュムドール(前走1着)
上記2頭。
馬券に絡んだ2頭は前走4着以内の馬でした。(0-1-1-1)
今年登録されている牝馬は
ゴールデンスナップ(前走2着)
フルール(前走3着)
上記2頭。
今年登録されている牝馬は好走条件を満たしています。
好走条件② 前走人気
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、27頭が前走人気1桁人気の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭中9頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
ウェルカムニュース
クールミラボー
ゴールデンスナップ
サンライズソレイユ
シュヴァリエローズ
シルブロン
ダンディズム
フルール
マイネルケレリウス
ミクソロジー
メイショウブレゲ
上記11頭です。
今年登録されている前走2桁人気の馬は
2019年アルバート(2015-17年ステイヤーズS1着)
2022年ディバインフォース(2021年ステイヤーズS1着)
2023年アイアンバローズ(2021年ステイヤーズS2着)
上記3頭。
馬券に絡んだ3頭は、同レース好走経験がある馬でした。(1-1-1-5)
今年登録されている前走2桁人気の馬は
アイアンバローズ(2023年ステイヤーズS1着)
エヒト(ステイヤーズS初出走)
フェーングロッテン(ステイヤーズS初出走)
フォワードアゲン(ステイヤーズS初出走)
上記4頭。
好走条件に該当するのはアイアンバローズ1頭のみ。
好走条件③ 騎手
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、22頭が前走から騎手変更した馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭中9頭が該当していました。
(※11/24時点想定騎手で作成)
今年のレースで該当する馬は
アイアンバローズ
ゴールデンスナップ
ダンディズム
フェーングロッテン
フルール
マイネルケレリウス
ミクソロジー
上記7頭です。
一方、前走から継続騎乗して馬券に絡んだ馬は
2014年デスペラード(前走アルゼンチン共和国杯)
2014年クリールカイザー(前走アルゼンチン共和国杯)
2016年モンドインテロ(前走アルゼンチン共和国杯)
2017年プレストウィック(前走アルゼンチン共和国杯)
2020年ポンデザール(前走札幌記念)
2021年アイアンバローズ(前走アルゼンチン共和国杯)
2023年テーオーロイヤル(前走アルゼンチン共和国杯)
2023年マイネルウィルトス(前走アルゼンチン共和国杯)
上記8頭。
馬券に絡んだ8頭中7頭が前走アルゼンチン共和国杯出走した馬でした。(1-2-4-17)
そもそも前走アルゼンチン共和国杯組の多くが出走するレース
前走アルゼンチン共和国杯かつ前走騎手継続騎乗(1-2-4-17)勝率4.2% 複勝率29.2%
前走アルゼンチン共和国杯かつ前走騎手変更騎乗(3-0-0-14)勝率・複勝率17.6%
勝率こそ騎手変更騎乗した馬のほうが高い値ですが、複勝率は継続騎乗した馬のほうが高い値でした。
今年登録されている前走騎手が継続騎乗or未定の出走予定の馬は
ウェルカムニュース(前走大阪スポーツ杯)
エヒト(前走レッドシーターフH)
クールミラボー(前走大阪スポーツ杯)
シュヴァリエローズ(前走京都大賞典)
シルブロン(前走タイランドC)
フォワードアゲン(前走アルゼンチン共和国杯)
メイショウブレゲ(前走アルゼンチン共和国杯)
上記7頭。
前走アルゼンチン共和国杯組のフォワードアゲン・メイショウブレゲは注目したい。
好走条件④ 前走距離
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、26頭が前走芝2400m以上のレースに出走した馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アイアンバローズ
ゴールデンスナップ
シュヴァリエローズ
シルブロン
フォワードアゲン
フルール
ミクソロジー
メイショウブレゲ
上記8頭です。
一方、前走距離2400m未満のレースに出走した馬は
2014年ファタモルガーナ(前走4着 着差0.6秒)
2015年カムフィー(前走3着 着差0.4秒)
2020年ポンデザール(前走4着 着差0.6秒)
2021年シルヴァーソニック(前走5着 着差0.6秒)
上記4頭。
馬券に絡んだ4頭は前走5着以内かつ前走着差0.6秒以内の馬でした。(0-2-2-4)
今年登録されている前走距離2400m未満のレースに出走した馬は
ウェルカムニュース(前走5着 着差0.6秒)
クールミラボー(前走9着 着差0.8秒)
ダンディズム(前走3着 着差0.3秒)
フェーングロッテン(前走15着 着差3.3秒)
マイネルケレリウス(前走12着 着差0.5秒)
上記4頭。
好走条件に該当する馬は
ウェルカムニュース
ダンディズム
上記2頭。
好走条件⑤ 重賞成績
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、27頭が重賞レース最高着順1桁の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アイアンバローズ
エヒト
クールミラボー
ゴールデンスナップ
シュヴァリエローズ
シルブロン
ダンディズム
フェーングロッテン
フォワードアゲン
フルール
マイネルケレリウス
ミクソロジー
メイショウブレゲ
上記13頭です。
一方、重賞レース最高着順1桁着順以外で馬券に絡んだ馬は
2015年トゥインクル(前走2着 重賞初出走)
2019年エイシンクリック(前走4着 重賞初出走)
2021年シルヴァーソニック(前走5着 重賞初出走)
上記3頭。
馬券に絡んだ3頭は前走5着以内かつ重賞初出走の馬でした。(0-0-3-6)
今年登録されている重賞レース最高着順1桁着順以外の馬は
ウェルカムニュース(前走5着 芝重賞初出走)
サンライズソレイユ(前走4着 重賞初出走)
上記2頭。
上記2頭はともに好走条件に該当しています。
出走予定馬の内、5つの好走条件を全て満たしている馬
該当する馬は
ミクソロジー
です。
上記1頭について詳しく紹介したいと思います。
ミクソロジー 牡5 キャリア12戦
前走アルゼンチン共和国杯16着。前走はスタートまずまずだが先行勢に行かせて内ラチを8番手を追走する形。向正面から徐々にポジションを下げていき直線に入ってから反応が悪く下がっていってしまい16着。怪我明け後2戦続けて2桁着順が続いており、怪我の影響が大きくマイナス面が大きい。怪我前はダイヤモンドS勝利している重賞馬なので復活に期待したい1頭。