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2025 AJCC

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2025 AJCC

AJCC

中山競馬場芝2200mで行われるGⅡ戦。有力馬の多くが出走する1戦ではあるが当日1番人気の成績は(2-3-0-5)と信頼度は低い1戦。実績が物を言う1戦でもあり前走国内・海外重賞に出走した馬が(9-9-8-76)と馬券に絡んだ馬の多くが該当しています。関東で行われるGⅡ戦に栗東所属騎手が騎乗しているのは期待の表れでもあり(5-5-2-17)好成績を残しており鞍上にも注目したい1戦。
AJCCで注目するべき馬は
コスモキュランダ
ダノンデサイル
チャックネイト
ニシノレヴナント
ボーンディスウェイ
ボルドグフーシュ
マテンロウレオ
レーベンスティール
上記8頭です。

AJCCで注目したい好走条件⑤選

  • ①性別:牡・騸馬
  • ②年齢:7歳以下
  • ③前走着差:1着or1.0秒以内
  • ④重賞最高着順:3着以内
  • ⑤前走馬体重:470kg以上

好走条件の選択基準は、過去10年間の勝利馬に共通する点を探し出すことを軸としています。
具体的には、過去レースにおいて勝利馬の8割以上が該当する条件を重点的に取り上げています。
つまり、過去10年の勝利馬に広く共通するデータを見出し、それらを軸に情報を提供しているのが特徴です。

好走条件① 性別

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、29頭が牡・騸馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
 

今年のレースで該当する馬は
アウスヴァール
アケルナルスター
アラタ
エヒト
カラテ
コスモキュランダ
ダノンデサイル
チャックネイト
ディープモンスター
ニシノレヴナント
ビザンチンドリーム
ホウオウノーサイド
ホウオウリアリティ
ボーンディスウェイ
ポタジェ
ボルドグフーシュ
マイネルクリソーラ
マテンロウレオ
レーベンスティール
上記19頭です。

一方、牝馬で馬券に絡んだ馬は
2023年ユーバーレーベン(GⅠ勝利経験あり)
上記1頭です。
ユーバーレーベンはGⅠ勝利経験がある馬でした。そもそも牝馬の出走そのものが少なく過去10年で牝馬は7頭しか出走していません。出走した7頭中GⅠ馬はユーバーレーベンのみでした。また、ユーバーレーベンは当日3番人気に支持されていました。

今年登録されている牝馬は
ライラック(GⅠ最高着順2着)
上記1頭です。
好走条件に該当していません。

好走条件② 年齢

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、28頭が7歳以下の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
 

今年のレースで該当する馬は
アウスヴァール
アケルナルスター
コスモキュランダ
ダノンデサイル
チャックネイト
ディープモンスター
ニシノレヴナント
ビザンチンドリーム
ホウオウノーサイド
ホウオウリアリティ
ボーンディスウェイ
ボルドグフーシュ
マイネルクリソーラ
マテンロウレオ
ライラック
レーベンスティール
上記16頭です。

一方、8歳以上で馬券に絡んだ馬は
2018年マイネルミラノ(前年GⅡ最高着順4着)
2024年ボッケリーニ(前年GⅡ最高着順2着)
上記2頭。
馬券に絡んだ2頭は前年GⅡで掲示板経験がある馬でした。(0-1-1-11)

今年登録されている8歳以上の馬は
アラタ(前年GⅡ最高着順5着)
エヒト(前年GⅡ未出走)
カラテ(前年GⅡ最高着順10着)
ポタジェ(前年GⅡ未出走)
上記4頭です。
好走条件に該当するのはアラタ1頭。

好走条件③ 前走着差

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、27頭が前走1着or着差1.0秒以内の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭中9頭が該当していました。
 

今年のレースで該当する馬は
アラタ
カラテ
コスモキュランダ
ダノンデサイル
チャックネイト
ディープモンスター
ニシノレヴナント
ビザンチンドリーム
ホウオウリアリティ
ボーンディスウェイ
ポタジェ
ボルドグフーシュ
マテンロウレオ
ライラック
レーベンスティール
上記15頭です。

一方、前走着差1.0秒超で馬券に絡んだ馬は
2020年ブラストワンピース(前走凱旋門賞 前走着差不明)
2021年ヴェルトライゼンデ(前走菊花賞 前走着差1.4秒 前走4角8番手)
2022年マイネルファンロン(前走中日新聞杯 前走着差1.2秒 前走4角8番手)
上記3頭です。
馬券に絡んだ3頭中2頭は前走着差1.4秒以内かつ前走4角8番手以内の馬でした。(0-1-1-16)
国内レースに出走していた馬
前走4角9番手以内(8-10-9-74)勝率7.9% 連対率17.8% 複勝率26.7%
前走4角10番手以降(1-0-1-37)勝率2.6% 連対率2.6% 複勝率5.1%
圧倒的に前走4角順位が1桁の馬の好走率が高くなっています。
前走4角順位10番手以下かつ当日5番人気以内の馬でも(0-0-0-8)
ブラストワンピースは前走海外GⅠに挑戦していました。

今年登録されている前走着差1.0秒超の馬は
アウスヴァール(前走チャレンジC 前走4角2番手)
アケルナルスター(前走ディセンバーS 前走4角11番手)
エヒト(前走中日新聞杯 前走4角2番手)
ホウオウノーサイド(前走アンドロメダS 前走4角14番手)
マイネルクリソーラ(前走函館記念 前走4角7番手)
上記5頭です。
好走条件に該当するのは
アウスヴァール
エヒト
マイネルクリソーラ
上記3頭です。

好走条件④ 重賞最高着順

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、27頭が重賞最高着順3着以内の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
 

今年のレースで該当する馬は
アウスヴァール
アラタ
エヒト
カラテ
コスモキュランダ
ダノンデサイル
チャックネイト
ディープモンスター
ニシノレヴナント
ビザンチンドリーム
ボーンディスウェイ
ポタジェ
ボルドグフーシュ
マイネルクリソーラ
マテンロウレオ
ライラック
レーベンスティール
上記17頭です。

一方、重賞最高着順4着以下で馬券に絡んだ馬は
2016年ショウナンバッハ(2走前 ノベンバーS2番人気1着)
2017年ミライヘノツバサ(前走 迎春S2番人気1着) 
2024年クロミナンス(前走 ノベンバーS3番人気1着)
上記3頭です。
馬券に絡んだ3頭は直近2走で3勝クラスを3番人気以内かつ1着馬でした。(0-0-3-5)

今年登録されている重賞最高着順4着以下で馬券に絡んだ馬は
アケルナルスター(近2走好走条件該当なし)
ホウオウノーサイド(近2走好走条件該当なし)
ホウオウリアリティ(近2走好走条件該当なし)
上記3頭。
好走条件に該当する馬はいません。

好走条件⑤ 前走馬体重

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、23頭が前走馬体重470kg以上の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭中9頭が該当していました。
 

今年のレースで該当する馬は
アウスヴァール
アラタ
エヒト
カラテ
コスモキュランダ
ダノンデサイル
チャックネイト
ニシノレヴナント
ホウオウノーサイド
ホウオウリアリティ
ボーンディスウェイ
ポタジェ
ボルドグフーシュ
マテンロウレオ
レーベンスティール
上記15頭です。

一方、前走馬体重470kg未満(前走馬体重計測不明の馬含む)で馬券に絡んだ馬は
2016年ショウナンバッハ(芝重賞最高着順12着)
2020年ブラストワンピース(芝重賞最高着順1着)
2020年ステイフーリッシュ(芝重賞最高着順1着)
2020年ラストドラフト(芝重賞最高着順1着)
2021年ラストドラフト(芝重賞最高着順1着)
2022年ボッケリーニ(芝重賞最高着順1着)
2023年エヒト(芝重賞最高着順1着)
上記7頭です。
馬券に絡んだ7頭中6頭が重賞馬でした。(1-2-3-10)

今年登録されている前走馬体重470kg未満の馬は
アケルナルスター(芝重賞最高着順5着)
ディープモンスター(芝重賞最高着順2着)
ビザンチンドリーム(芝重賞最高着順1着)
マイネルクリソーラ(芝重賞最高着順3着)
ライラック(芝重賞最高着順1着)
上記5頭です。
好走条件に該当する馬は
ビザンチンドリーム
ライラック
上記2頭です。

出走予定馬の内、5つの好走条件を全て満たしている馬

該当する馬は
コスモキュランダ
ダノンデサイル
チャックネイト
ニシノレヴナント
ボーンディスウェイ
ボルドグフーシュ
マテンロウレオ
レーベンスティール
です。

上記8頭について詳しく紹介したいと思います。

コスモキュランダ 牡4 キャリア12戦

前走中日新聞杯6着。スタート出遅れて後方5番手からの競馬。向正面に入ると徐々に進出を開始し4角5番手までポジションを上げるが直線での末脚勝負となり7着。中山競馬場での好走率が高い得意舞台に変わるのはプラス。出遅れ癖があり、道中後方からの競馬になる点を克服できるかが鍵。

ダノンデサイル 牡4 キャリア7戦

前走有馬記念3着。スタートを決めてハナを主張。スローペースに落としてレースを作る形。4コーナーで抜け出し先頭に立つも後ろから伸びてきた2頭にかわされてしまい3着。古馬GⅠでも力を見せており、実力的には最上位の1頭だがレース間隔が詰まっており状態面について注意が必要な1頭。

チャックネイト セ7 キャリア18戦

前走札幌記念8着。スタートで外へよれ他馬と挟まれる形になり道中6-7番手を追走する形。徐々にポジションをあげていき4番手で直線に向くと失速していき8着。前年勝馬でコース適性がある1頭だが、近3走馬券に絡んでおらず妙味的にも面白い1頭。

ニシノレヴナント セ5 キャリア15戦

前走天皇賞秋10着。スタートで大きく出遅れて最後方からの競馬。スローペースの競馬で後方からの追い込みは届かないレース。OPクラス昇格後は馬券に絡んでおらず追込脚質のため展開の助けが必要な1頭。

ボーンディスウェイ 牡6 キャリア24戦

前走中山金杯3着。スタートを決めてポジションをあげていき道中3番手を先行する形。コーナーで徐々に進出して直線に入るとじわじわ伸びてくるが差し馬勢に差されて3着。上位2頭は展開もハマっての内容なので力負けではない。中山競馬場が得意の先行馬ではあるが馬券に絡んだのは2000m戦までのため距離延長に対応できるかが鍵の1頭。

ボルドグフーシュ 牡6 キャリア13戦

前走チャレンジC4着。スタートそこそこで道中は後方4番手外々を回す形。3-4角から徐々に進出開始して直線に向くとじわじわ脚を伸ばしているが4着。1年7ヶ月ぶりのレースながら大きく崩れておらず状態面は問題ないことを示した1戦。スタミナが豊富で距離が伸びたほうが良いタイプなので次走よりも期待したい1頭。

マテンロウレオ 牡6 キャリア20戦

前走中日新聞杯3着。スタートはまずまずでインの8番手を追走する形。内々を通り続けロスのない競馬で直線に入ると外へ出して馬の間を縫うように末脚を伸ばしていきゴール直前までは2番手だったが最後差されて3着。前走は鞍上の完璧なエスコートが決まり3着なので評価しにくい内容。前走最後差されていることを考えると距離延長はマイナスな1頭。

レーベンスティール 牡5 キャリア11戦

前走天皇賞秋8着。スタート少し出遅れて道中は後方4-5番手からの競馬。道中超スローペースで直線までポジション変わらず末脚を伸ばそうとするも前が33秒台の脚を使っており届くはずがないので参考外。中山競馬場は連対率100%の大得意舞台。今回鞍上・実績込みで上位人気に推されるだろうが休み明けは取りこぼしが目立つ1頭。

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