ローズSで好走する条件と注目馬

ローズS

秋のGⅠ秋華賞へのトライアルレース。
例年波乱が起きやすい1戦で、当日1番人気は（3-2-1-4）と信用度はそこまで高くない1戦。
過去10年で2桁人気の馬が6頭馬券に絡んでおり、下位人気の馬にも注意が必要な1戦です。
勝馬に関しては前走1勝クラスorGⅠ組となっており、勝馬は前走クラスにも注目したい1戦です。
ローズSで注目するべき馬は クインズウォーク レガレイラ 上記2頭です。

ローズSで注目したい好走条件⑤選

• ①キャリア：7戦以下
• ②前走人気：1桁人気
• ③前走着差：1着or1.0秒以内
• ④JRA芝レース勝利数：2勝以上
• ⑤前走頭数：16頭以上

好走条件の選択基準は、過去10年間の勝利馬に共通する点を探し出すことを軸としています。
具体的には、過去レースにおいて勝利馬の8割以上が該当する条件を重点的に取り上げています。
つまり、過去10年の勝利馬に広く共通するデータを見出し、それらを軸に情報を提供しているのが特徴です。

好走条件① キャリア

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、24頭がキャリア7戦以下の馬でした。更に勝馬に関しては10頭全頭が該当。
　

今年のレースで該当する馬は
オーロラエックス
カニキュル
クイーンズウォーク
サフィラ
ザブライド
セキトバイースト
タガノエルピーダ
チェレスタ
バレハ
ハワイアンティアレ
フレミングフープ
ラヴァンダ
ラビットアイ
レガレイラ
レディーヴァリュー
上記15頭です。

好走条件② 前走人気

過去10年で馬券に絡んだ30頭全頭が1桁人気の馬でした。

今年のレースで該当する馬は
オーロラエックス
カニキュル
クイーンズウォーク
ザブライド
サンセットビュー
タガノエルピーダ
チェレスタ
バレハ
ハワイアンティアレ
フレミングフープ
ラビットアイ
レガレイラ
レディーヴァリュー
上記13頭。

好走条件③ 前走着差

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、27頭が前走1着or前走着差1.0秒以内の馬でした。
更に勝馬に関しては、10頭中9頭が該当していました。

今年のレースで該当する馬は
オーロラエックス
カニキュル
クイーンズウォーク
ザブライド
サンセットビュー
セキトバイースト
チェレスタ
バレハ
ハワイアンティアレ
フレミングフープ
ラビットアイ
レガレイラ
レディーヴァリュー
上記13頭。

一方で、前走着差1.1秒以上で馬券に絡んだ馬は
2016年クロコスミア（JRA重賞最高着順3着）
2018年カンタービレ（JRA重賞最高着順1着）
2019年ビーチサンバ（JRA重賞最高着順2着）
上記3頭。
上記3頭はJRA重賞で馬券に絡んだ事がある馬でした。

今年登録している前走着差1.1秒以上の馬は
サフィラ（JRA重賞最高着順2着）
タガノエルピーダ（JRA重賞最高着順3着）
ラヴァンダ（JRA重賞最高着順2着）
上記3頭全頭が該当しています。

好走条件④ JRA芝レース勝利数

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、26頭がJRA芝レース2勝以上している馬でした。更に勝馬に関しては10頭全頭が該当していました。

今年のレースで該当する馬は
オーロラエックス
カニキュル
クイーンズウォーク
タガノエルピーダ
チェレスタ
ハワイアンティアレ
フレミングフープ
レガレイラ
上記8頭。

一方で、JRA芝レース1勝で馬券に絡んだ馬は
2014年タガノエトワール
2019年ビーチサンバ
2020年ムジカ
2021年アールドヴィーヴル
上記4頭。
上記4頭はいずれも栗東所属馬かつ栗東所属騎手が騎乗した馬でした。

今年のレースで該当する馬は
サフィラ（栗東所属）
ザブライド（栗東所属）
サンセットビュー（栗東所属）
セキトバイースト（栗東所属）
バレハ（栗東所属）
ラヴァンダ（栗東所属）
ラビットアイ（栗東所属）
レディーヴァリュー（栗東所属）
上記8頭。
上記8頭はいずれも栗東所属馬なので栗東所属騎手が騎乗した際は更に注目したいです。

好走条件⑤ 前走頭数

過去10年で馬券に絡んだ30頭中、18頭が前走16頭以上出走しているレースに出走していた馬でした。更に勝馬に関しては10頭全頭が該当していました。

今年のレースで該当する馬は
クイーンズウォーク
サフィラ
ザブライド
セキトバイースト
タガノエルピーダ
ラヴァンダ
レガレイラ
レディーヴァリュー
上記8頭。

出走予定馬の内、５つの好走条件を全て満たしている馬

該当する馬は クインズウォーク レガレイラ です。
上記2頭について詳しく紹介したいと思います。

クインズウォーク 牝3 キャリア5戦

前走優駿牝馬4着馬。
前走はスタートを決めてインの4-5番手を先行する形。
4コーナーまでそのまま追走し直線に入ると一旦は先頭に立つが、中団で脚をためていた3頭に差されて4着。
レース展開的には先行勢不利の中最先着の4着と力を見せた内容でした。
近5年で3勝を上げている川田将雅騎手が鞍上なのは心強い。
先行してもよし、末脚勝負しても良しと対応力の高い1頭で、3歳牝馬では上位の1頭。

レガレイラ 牝3 キャリア5戦

前走日本ダービー5着馬。
前走はスタートまずまずでしたが、ポジションを下げてインの10番手を控えて追走する形。
直線に入ると進路がなく大外へ出してから末脚を伸ばしてくるも5着。
4角10番手以下で唯一掲示板を確保しており、展開的に不利なレースになりましたが力を見せた内容でした。
出遅れぐせがありスタートに課題がある馬ですが、
デビューしてから5戦全て上がり1位の末脚を記録しており直線での切れ味は抜群の1頭です。