サウジアラビアRC
東京競馬場芝1600mで行われる2歳重賞戦。
過去10年勝馬の内6頭がGⅠ馬になっている出世レースの1戦。
今後の世代戦にも直結する1戦で、勝馬には特に注目したい1戦です。
いちょうSを含んだ過去10年で当日1番人気は(3-4-1-2)と安定感の高い1戦。
また、世代戦らしく1-2月生まれの馬は(6-7-5-18)複勝率50%誕生月にも注目したいです。
サウジアラビアRCで注目するべき馬は
アルテヴェローチェ
アルレッキーノ
ディアナザール
ヒシアマン
フードマン
マイネルチケット
上記6頭です。
サウジアラビアRCで注目したい好走条件⑤選
- ①性別:牡馬
- ②前走人気:2番人気以内
- ③前走着順:2着以内
- ④前走末脚:3位以内
- ⑤新馬戦成績:2着以内
好走条件の選択基準は、過去10年間の勝利馬に共通する点を探し出すことを軸としています。
具体的には、過去レースにおいて勝利馬の8割以上が該当する条件を重点的に取り上げています。
つまり、過去10年の勝利馬に広く共通するデータを見出し、それらを軸に情報を提供しているのが特徴です。
好走条件① 性別
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、24頭が牡馬でした。
更に勝ち馬に関しては10頭中9頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アルテヴェローチェ
アルレッキーノ
シンフォーエバー
タイセイカレント
ニシノルアノーヴァ
ニシノルブ
ヒシアマン
フードマン
マイネルチケット
上記8頭です。
一方、牝馬で馬券に絡んだ馬は
2018年グランアレグリア(前走末脚1位1着)
2018アマーティ(前走末脚1位1着)
2019クラヴァシュドール(前走末脚1位1着)
2020インフィナイト(前走末脚1位1着)
2021スタニングローズ(新潟2歳S 前走末脚2位)
2023ボンドガール(前走末脚1位1着)
牝馬で馬券に絡んだ6頭中5頭は前走末脚1位かつ1着の馬でした。
唯一例外だったスタニングローズは前走重賞で末脚2位の馬でした。
今年の登録場は全頭牡馬で該当しています。
好走条件② 前走人気
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、24頭が前走2番人気以内の馬でした。
更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アルテヴェローチェ
アルレッキーノ
シンフォーエバー
ヒシアマン
フードマン
マイネルチケット
上記6頭です。
前走3番人気以下で馬券に絡んだ馬は
2016年ダンビュライト(前走新馬戦1着)
2018年ドゴール(前走新馬戦1着)
2018年アマーティ(前走新馬戦1着)
2020年セイウンダイモス(前走新潟2歳S)
2021年スタニングローズ(前走新潟2歳S)
2022年グラニット(前走新潟2歳S)
上記6頭。
上記6頭は前走新馬戦1着or前走新潟2歳Sに出走していた馬でした。
今年の登録馬で前走3番人気以下の馬は
タイセイカレント(前走新馬戦1着)
ニシノルアノーヴァ(前走未勝利1着)
ニシノルブ(前走新馬戦1着)
上記3頭。
ニシノルアノーヴァは前走未勝利戦1着と判定しにくいですが、上記3頭中2頭は好走条件に該当します。
好走条件③ 前走着順
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、26頭が前走1着の馬でした。
更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アルテヴェローチェ
アルレッキーノ
タイセイカレント
ニシノルアノーヴァ
ニシノルブ
ヒシアマン
フードマン
マイネルチケット
上記8頭です。
好走条件④ 前走末脚
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、26頭が前走末脚3位以内の馬でした。
更に勝ち馬に関しては10頭中9頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アルテヴェローチェ
アルレッキーノ
タイセイカレント
ニシノルアノーヴァ
ニシノルブ
ヒシアマン
フードマン
マイネルチケット
上記8頭です。
好走条件⑤ 新馬戦成績
過去10年で馬券に絡んだ30頭全頭が新馬戦4着以内の馬でした。
今年のレースで該当する馬は
アルテヴェローチェ
アルレッキーノ
シンフォーエバー
タイセイカレント
ニシノルブ
ヒシアマン
フードマン
マイネルチケット
上記8頭です。
出走予定馬の内、5つの好走条件を全て満たしている馬
該当する馬は
アルテヴェローチェ
アルレッキーノ
ヒシアマン
フードマン
マイネルチケット
です。
上記5頭について詳しく紹介したいと思います。
アルテヴェローチェ 牡2 キャリア1戦
前走は札幌競馬場の芝1500mで2歳新馬戦に1着。
スタートはまずまずで、道中は4番手を追走。
4コーナーで徐々にポジションを上げ、直線で抜け出しそのまま押し切って勝利しました。
今回は右回りの札幌から左回りの東京競馬場に変わるため、対応できるかが鍵です。
アルレッキーノ 牡2 キャリア2戦
前走は新潟競馬場の芝1600mで2歳未勝利戦に1着。
スタートを決めてハナを奪い、楽に逃げて直線では後続を突き放し完勝しました。
新馬戦ではハナを取り、勝ち馬と叩き合いを演じて2着に入った実績もあり、東京競馬場での経験はプラス材料です。
ただし、前走では逃げ馬が多かったため、競りかけられたときの対応が鍵になります。
ヒシアマン 牡2 キャリア2戦
前走は札幌競馬場の芝1500mで2歳未勝利戦に1着。
スタートはまずまずでしたが、外枠の馬を避けて6番手を追走。
4コーナーでポジションを上げ、直線で突き放して完勝しました。
デビューから2戦連続で上がり1位をマークしており、注目馬です。
今回は初の左回りとなるため、対応できるかが鍵です。
フードマン 牡2 キャリア1戦
前走は中京競馬場の芝1400mで2歳新馬戦に1着。
スタートを決めてハナを主張し、逃げ切り。
直線では末脚を伸ばし、迫る2着馬を抑えて勝利しました。
左回りのレースで勝利している点はプラスです。
ただし、今回は距離延長と初輸送への対応が鍵となります。
マイネルチケット 牡2 キャリア2戦
前走は中京競馬場の芝1600mで2歳未勝利戦に1着。
道中はインの3-4番手を追走し、直線では内で揉まれながらも外へ出して末脚を発揮。
残り200mから見せた末脚は非常に強力で、着差以上の内容でした。
1600m戦の経験はありますが、今回は距離延長に対応できるかが鍵です。