デイリー杯2歳S
京都競馬場芝1600mで行われる2歳重賞の1戦。当日1番人気は(4-2-2-2)と安定感の高い1戦。前走距離1600m以上のレースに出走していた馬が(9-7-5-39)と優秀。2歳重賞戦なだけに距離経験がある馬のほうが好走率が高い1戦。
デイリー杯2歳Sで注目するべき馬は
ランフォーヴァウ
ロンドボス
上記2頭です。
デイリー杯2歳Sで注目したい好走条件⑤選
- ①キャリア:3戦以内
- ②前走人気:3番人気以内
- ③前走着順:1着
- ④前走末脚:2位以内
- ⑤新馬戦成績:3着以内
好走条件の選択基準は、過去10年間の勝利馬に共通する点を探し出すことを軸としています。
具体的には、過去レースにおいて勝利馬の8割以上が該当する条件を重点的に取り上げています。
つまり、過去10年の勝利馬に広く共通するデータを見出し、それらを軸に情報を提供しているのが特徴です。
好走条件① キャリア
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、24頭がキャリア3戦以内の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
エイヨーアメジスト
オイランブチ
コスモイシュタル
ダイシンラー
ドラゴンブースト
ランフォーヴァウ
ロヴィーサ
ロンドボス
ローレルオーブ
上記9頭です。
一方、キャリア4戦以上で馬券に絡んだ馬は
2015年ノーブルマーズ(JRA芝勝利数2勝 デビュー後最低着順5着)
2018年ハッピーアワー(JRA芝勝利数2勝 デビュー後最低着順2着)
2020年スーパーホープ(JRA芝勝利数1勝 デビュー後最低着順4着)
2021年カワキタレブリー(JRA芝勝利数1勝 デビュー後最低着順5着)
上記4頭。
上記4頭は少なくともデビュー後最低着順5着以内でした。(0-0-4-5)
また、馬券に絡んだ4頭中2頭が既にJRA芝レース2勝していました。(0-0-2-0)
今年登録されているキャリア4戦以上の馬は
サウンドバッハ(JRA芝勝利数0勝 デビュー後JRA初出走)
上記1頭。
好走条件に該当する馬はいません。
好走条件② 前走人気
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、27頭が前走3番人気以内の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
ランフォーヴァウ
ロンドボス
上記2頭です。
一方、前走人気4番人気以下で馬券に絡んだ馬は
2015年ノーブルマーズ(前走萩S4着 前走末脚3位)
2020年ホウオウアマゾン(前走野路菊S1着 前走末脚1位)
2021年カワキタレブリー(前走もみじS5着 前走末脚2位)
上記3頭。
上記3頭は前走OPクラス5着以内かつ前走末脚3位以内の馬でした。(0-1-2-2)
今年登録されている前走4番人気以下の馬は
エイヨーアメジスト(前走小倉2歳S13着 前走末脚4位以下)
オイランブチ(前走2歳未勝利1着 前走末脚1位)
コスモイシュタル(前走アイビーS6着 前走末脚3位)
サウンドバッハ(前走ネクストスター門別4着 前走末脚4位以下)
ダイシンラー(前走2歳新馬1着 前走末脚1位)
ドラゴンブースト(前走2歳未勝利1着 前走末脚1位)
ロヴィーサ(前走2歳新馬1着 前走末脚2位)
ローレルオーブ(前走札幌2歳S9着 前走末脚4位以下)
上記8頭。
好走条件に該当する馬は1頭もいません。
今年登録されている前走3番人気以下の馬は2頭しかおらず、上記8頭のいずれかがデータブレイク確定しています。
好走条件③ 前走着順
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、25頭が前走1着馬でした。更に勝ち馬に関しては、10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
オイランブチ
ダイシンラー
ドラゴンブースト
ランフォーヴァウ
ロヴィーサ
ロンドボス
上記6頭です。
一方、前走2着以下で馬券に絡んだ馬は
2015年ノーブルマーズ(前走着差0.2秒)
2019年ペールエール(前走着差0.1秒)
2021年カワキタレブリー(前走着差0.8秒)
2023年エンヤラヴフェイス(前走着差0.9秒)
2023年ナムラフッカー(前走着差0.7秒)
上記5頭。
馬券に絡んだ5頭は前走着差1.0秒未満の馬でした。(0-1-4-16)
今年登録されている前走2着以下の馬は
エイヨーアメジスト(前走着差2.2秒)
コスモイシュタル(前走着差1.8秒)
サウンドバッハ(前走着差1.1秒)
ローレルオーブ(前走着差1.3秒)
上記4頭。
好走条件に該当する馬はいません。
好走条件④ 前走末脚
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、25頭が前走末脚2位以内の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
オイランブチ
ダイシンラー
ランフォーヴァウ
ロヴィーサ
ロンドボス
上記5頭です。
一方、前走末脚4位以下で馬券に絡んだ馬は
2015年ノーブルマーズ(前走馬体重468kg)
2016年ボンセルヴィーソ(前走馬体重470kg)
2019年ウイングレイテスト(前走馬体重476kg)
2022年ショーモン(前走馬体重482kg)
2023年エンヤラヴフェイス(前走馬体重480kg)
上記5頭。
前走末脚3位以下で馬券に絡んだ馬は前走馬体重460kg以上の馬でした。(0-3-2-18)
今年登録されている前走末脚3位以下の馬は
エイヨーアメジスト(前走馬体重438kg)
コスモイシュタル(前走馬体重420kg)
サウンドバッハ(前走馬体重476kg)
ドラゴンブースト(前走馬体重468kg)
ローレルオーブ(前走馬体重440kg)
上記5頭。
好走条件に該当する馬は
サウンドバッハ
ドラゴンブースト
上記2頭。
好走条件⑤ 新馬戦成績
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、26頭が新馬戦3着以内の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
エイヨーアメジスト
コスモイシュタル
サウンドバッハ
ダイシンラー
ランフォーヴァウ
ロヴィーサ
ロンドボス
上記7頭です。
一方、新馬戦成績4着以下で馬券に絡んだ馬は
2014年アッシュゴールド(前走2歳未勝利1着 前走場所京都)
2016年ボンセルヴィーソ(前走2歳未勝利1着 前走場所京都)
2020年スーパーホープ(前走2歳未勝利1着 前走場所京都)
2023年ナムラフッカー(前走紫菊賞3着 前走場所京都)
上記4頭。
上記4頭は前走京都競馬場で行われたレースに出走かつ前走3着以内の馬でした。(0-2-2-5)
今年登録されている新馬戦成績4着以下の馬は
オイランブチ(前走2歳未勝利1着 前走場所札幌)
ドラゴンブースト(前走2歳未勝利1着 前走場所京都)
ローレルオーブ(前走札幌2歳S9着 前走場所札幌)
上記3頭。
好走条件に該当する馬はドラゴンブーストのみ。
出走予定馬の内、5つの好走条件を全て満たしている馬
該当する馬は
ランフォーヴァウ
ロンドボス
です。
上記2頭について詳しく紹介したいと思います。
ランフォーヴァウ 牡2 キャリア2戦
前走10/6、2歳未勝利京都競馬場芝1400m戦1着。前走はスタートまずまずで道中インの7番手を追走する形。直線に入ると内ラチ沿いを通りながら末脚を伸ばしていき差し切って1着。新馬戦では外々を大きく回って6着だったことを考えるとインを立ち回れたのは大きなプラス。2戦続けて上がり2位以内の末脚をマークしており脚を使えるタイプですが、2戦続けて出遅れておりスタートに課題を残している1頭。
ロンドボス 牝2 キャリア1戦
前走10/5、2歳新馬東京競馬場芝1600m戦1着。前走はスタート後出脚がつかず道中11番手を追走する形。直線に入ってから末脚を伸ばしていきゴール前で差し切り1着。前走は直線の長い東京競馬場でギリギリ差し切っての1着だけに直線距離が短くなる京都競馬場への変更はマイナスですが、直線での切れ味勝負なら逆らえない1頭。