阪神JF
京都競馬場芝1600mで行われる2歳牝馬GⅠ戦。今年は京都競馬場で開催される1戦。世代戦の1戦らしく末脚勝負になりやすく、前走末脚3位以内の馬は(8-8-8-85)と該当馬が多いとはいえ好走馬の多くが該当しています。前走の格は重要で前走重賞レース組は(8-4-9-60)過去10年1頭は重賞組が好走しており軸馬は前走重賞組から選ぶのがベターな1戦。
阪神JFで注目するべき馬は
ダンツエラン
上記1頭です。
阪神JFで注目したい好走条件⑤選
- ①キャリア:2-3戦
- ②前走着順:1-2着
- ③前走馬体重:460kg以上
- ④新馬戦成績:3着以内
- ⑤芝通算勝利数:2勝以上
- ⑥デビュー後最低着順:3着以内
- ⑦前走頭数:9頭以上
好走条件の選択基準は、過去10年間の勝利馬に共通する点を探し出すことを軸としています。
具体的には、過去レースにおいて勝利馬の8割以上が該当する条件を重点的に取り上げています。
つまり、過去10年の勝利馬に広く共通するデータを見出し、それらを軸に情報を提供しているのが特徴です。
好走条件① キャリア
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、27頭がキャリア2-3戦の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アルマヴェローチェ
ウォーターガーベラ
カワキタマナレア
クリノメイ
コートアリシアン
サンナイアガラ
ジャルディニエ
ジューンエオス
ショウナンザナドゥ
ダンツエラン
テリオスララ
テレサ
ビップデイジー
ブラウンラチェット
ミストレス
ミーントゥビー
ラブアイミー
ランフォーヴァウ
リリーフィールド
上記18頭です。
一方、キャリア2-3戦以外で馬券に絡んだ馬は
2015年ウインファビラス(キャリア4戦 重賞最高着順2着)
2022年シンリョクカ(キャリア1戦 重賞初出走)
2023年コラソンビート(キャリア4戦 重賞最高着順1着)
上記3頭。
馬券に絡んだ3頭はキャリア4戦以内かつ重賞連対馬(0-1-1-8)or新馬戦上がり1位かつ1着馬(0-1-0-5)でした。
今年登録されているキャリア2-3戦以外の馬は
イリフィ(キャリア4戦 重賞初出走)
キョウエイボニータ(キャリア4戦 重賞最高着順11着)
スリールミニョン(キャリア4戦 重賞最高着順6着)
ティラトーレ(キャリア1戦 新馬戦上がり1位かつ1着)
テレサ(キャリア1戦 新馬戦上がり3位かつ1着)
ベルビースターローン(キャリア4戦 重賞最高着順3着)
メイデイレデイ(キャリア4戦 重賞最高着順1着)
モズナナスター(キャリア6戦 重賞最高着順2着)
上記8頭。
好走条件に該当しているのは
ティラトーレ
メイデイレディ
上記2頭。
好走条件② 前走着順
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、26頭が前走2着以内の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アルマヴェローチェ
イリフィ
クリノメイ
コートアリシアン
サンナイアガラ
ジャルディニエ
ジューンエオス
ダンツエラン
ティラトーレ
テリオスララ
テレサ
ビップデイジー
ブラウンラチェット
ミストレス
ミーントゥビー
メイデイレディ
モズナナスター
ランフォーヴァウ
リリーフィールド
上記19頭です。
一方、前走3着以下で馬券に絡んだ馬は
2015年ウインファビラス(前走アルテミスS5番人気5着)
2015年ブランボヌール(前走KBSファンタジーS1番人気3着)
2020年ユーバーレーベン(前走アルテミスS4番人気9着)
2021年ラブリイユアアイズ(前走京王杯2歳S3番人気3着)
上記4頭。
馬券に絡んだ4頭は前走重賞レース5番人気以内かつ1桁着順の馬でした。(0-2-2-26)
今年登録されている前走3着以下の馬は
ウォーターガーベラ(前走KBSファンタジーS11番人気13着)
カワキタマナレア(前走KBSファンタジーS1番人気5着)
キョウエイボニータ(前走アルテミスS10番人気11着)
ショウナンザナドゥ(前走アルテミスS2番人気3着)
スリールミニョン(前走KBSファンタジーS6番人気6着)
ベルビースターローン(前走KBSファンタジーS15番人気3着)
ラブアイミー(前走福島OP14番人気5着)
上記7頭。
好走条件に該当しているのは
カワキタマナレア
ショウナンザナドゥ
上記2頭。
好走条件③ 前走馬体重
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、18頭が前走馬体重460kg以上の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アルマヴェローチェ
サンナイアガラ
ジューンエオス
ダンツエラン
ティラトーレ
テリオスララ
ベルビースターローン
ミストレス
上記8頭です。
好走条件④ 新馬戦成績
過去10年で馬券に絡んだ30頭全頭が新馬戦3着以内の馬でした。
今年のレースで該当する馬は
アルマヴェローチェ
ウォーターガーベラ
カワキタマナレア
キョウエイボニータ
クリノメイ
コートアリシアン
ジャルディニエ
ジューンエオス
ショウナンザナドゥ
スリールミニョン
ダンツエラン
ティラトーレ
テリオスララ
テレサ
ビップデイジー
ブラウンラチェット
ミストレス
ミーントゥビー
メイデイレディ
モズナナスター
ラブアイミー
リリーフィールド
上記22頭です。
好走条件⑤ 芝通算勝利数
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、22頭が芝レース2勝以上の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭中9頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
カワキタマナレア
クリノメイ
ジャルディニエ
スリールミニョン
ダンツエラン
テリオスララ
テレサ
ビップデイジー
ブラウンラチェット
ミーントゥビー
メイデイレディ
ランフォーヴァウ
上記12頭です。
一方、芝通算勝利数1勝以下で馬券に絡んだ馬は
2014年レッツゴードンキ(前走アルテミスS2着)
2015年ウインファビラス(前前走新潟2歳S2着)
2018年ビーチサンバ(前走アルテミスS2着)
2019年クラヴァシュドール(サウジアラビアRC2着)
2020年ユーバーレーベン(前前走札幌2歳S2着)
2022年リバティアイランド(前走アルテミスS2着)
2022年シンリョクカ(キャリア1戦 重賞初出走)
2022年ドゥアイズ(前走札幌2歳S2着)
上記8頭。
馬券に絡んだ8頭中7頭は近2走重賞レースで2着経験がある馬でした。(1-2-4-13)
今年登録されている芝通算勝利数1勝以下の馬は
アルマヴェローチェ(前走札幌2歳S2着)
イリフィ(キャリア4戦 重賞初出走)
ウォーターガーベラ(前走KBSファンタジーS13着)
キョウエイボニータ(前走アルテミスS11着)
コートアリシアン(前走新潟2歳S2着)
サンナイアガラ(キャリア2戦 重賞初出走)
ジューンエオス(キャリア2戦 重賞初出走)
ショウナンザナドゥ(前走アルテミスS3着)
ティラトーレ(キャリア1戦 重賞初出走)
テレサ(キャリア1戦 重賞初出走)
ベルビースターローン(前走KBSファンタジーS3着)
ミストレス(前走アルテミスS2着)
モズナナスター(前走KBSファンタジーS2着)
ラブアイミー(キャリア3戦 重賞初出走)
リリーフィールド(キャリア3戦 重賞初出走)
上記15頭。
好走条件に該当しているのは
アルマヴェローチェ
コートアリシアン
ティラトーレ
テレサ
ミストレス
モズナナスター
上記6頭。
好走条件⑥ デビュー後最低着順
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、28頭がデビュー後最低着順3着以内の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アルマヴェローチェ
クリノメイ
コートアリシアン
ジャルディニエ
ジューンエオス
ショウナンザナドゥ
ダンツエラン
ティラトーレ
テリオスララ
テレサ
ビップデイジー
ブラウンラチェット
ミストレス
ミーントゥビー
メイデイレディ
上記15頭です。
一方、デビュー後最低着順4着以下で馬券に絡んだ馬は
2015年ウインファビラス(前走アルテミスS 重賞最高着順2着)
2020年ユーバーレーベン(前走アルテミスS 重賞最高着順2着)
上記2頭。
馬券に絡んだ2頭は前走アルテミスS出走かつ重賞最高着順2着以内の馬でした。(0-1-1-3)
今年登録されているデビュー後最低着順4着以下の馬は
イリフィ(前走秋明菊賞 重賞初出走)
ウォーターガーベラ(前走KBSファンタジーS 重賞最高着順13着)
カワキタマナレア(前走KBSファンタジーS 重賞最高着順5着)
キョウエイボニータ(前走アルテミスS 重賞最高着順11着)
サンナイアガラ(前走2歳未勝利 重賞初出走)
スリールミニョン(前走KBSファンタジーS 重賞最高着順6着)
ベルビースターローン(前走KBSファンタジーS 重賞最高着順3着)
モズナナスター(前走KBSファンタジーS 重賞最高着順2着)
ラブアイミー(前走福島2歳S 重賞初出走)
ランフォーヴァウ(前走デイリー杯2歳S 重賞最高着順1着)
リリーフィールド(前走もみじS 重賞最高着順6着)
上記11頭。
好走条件に該当する馬はいません。
好走条件⑦ 前走頭数
過去10年で馬券に絡んだ30頭全頭が前走9頭以上のレースに出走した馬でした。
今年のレースで該当する馬は
アルマヴェローチェ
イリフィ
ウォーターガーベラ
カワキタマナレア
キョウエイボニータ
クリノメイ
コートアリシアン
サンナイアガラ
ジューンエオス
ショウナンザナドゥ
スリールミニョン
ダンツエラン
ティラトーレ
テレサ
ブラウンラチェット
ベルビースターローン
ミストレス
メイデイレディ
モズナナスター
ラブアイミー
上記17頭です。
出走予定馬の内、5つの好走条件を全て満たしている馬
該当する馬は
ダンツエラン
です。
上記1頭について詳しく紹介したいと思います。
ダンツエラン 牝2 キャリア3戦
前走KBSファンタジーS1着。前走はスタートマズマズで道中6番手を追走する形。直線に入ると徐々に末脚を伸ばしていきゴール直前で逃げ・先行馬を差し切り1着。大雨の影響もあり直線での切れ味よりも力を要した馬場で逃げ・先行馬が有利のレースを中断から差し切った点はプラス。デビューしてから団野大成騎手とのコンビでは2戦2勝、京都競馬場経験もありコース適性も問題なし。過去10年KBSファンタジーS組は(2-0-2-31)とローテ面では不安ですが勝ち馬に関しては(2-0-1-5)好走馬4頭中3頭は勝馬であり今年は京都競馬場で開催もあり期待したい1頭。