中山金杯
中山競馬場芝2000mで行われるハンデ重賞戦。ハンデ重賞戦ですが勝馬は斤量56kg以上の馬が(8-5-6-68)好走率が高い。また、前走より斤量が増えた馬が(7-4-2-20)好走率が高い。ハンデ戦ではあるが斤量が重い馬が好走しており注意が必要な1戦。
中山金杯で注目するべき馬は
シーズンリッチ
ホウオウビスケッツ
リカンカブール
上記3頭です。
中山金杯で注目したい好走条件⑤選
- ①性別:牡・騸馬
- ②年齢:7歳以下
- ③キャリア:20戦以内
- ④前走着順:1桁着順
- ⑤重賞最高着順:5着以内
好走条件の選択基準は、過去10年間の勝利馬に共通する点を探し出すことを軸としています。
具体的には、過去レースにおいて勝利馬の8割以上が該当する条件を重点的に取り上げています。
つまり、過去10年の勝利馬に広く共通するデータを見出し、それらを軸に情報を提供しているのが特徴です。
好走条件① 性別
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、28頭が牡・騙馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アケルナルスター
アドマイヤビルゴ
アルナシーム
エアファンディタ
カラテ
カレンシュトラウス
ギャラクシーナイト
ジェイパームス
ショウナンアデイブ
シルトホルン
シーズンリッチ
セイウンプラチナ
ディオスバリエンテ
バラジ
パラレルヴィジョン
ホウオウビスケッツ
ボーンディスウェイ
マイネルモーント
ラーグルフ
リカンカブール
レガトゥス
上記21頭です。
一方、牝馬で馬券に絡んだ馬は
2023年クリノプレミアム(前走エリザベス女王杯)
2024年ククナ(前走エリザベス女王杯)
上記2頭。
馬券に絡んだ2頭は前走GⅠレースに出走した馬でした。(0-2-0-6)
今年登録されている牝馬は
グランスラムアスク(前走ディセンバーS)
クリスマスパレード(前走秋華賞)
シンリョクカ(前走エリザベス女王杯)
上記3頭。
好走条件に該当するのは
クリスマスパレード
シンリョクカ
上記2頭。
好走条件② 年齢
過去10年で馬券に絡んだ30頭全頭が7歳以下の馬でした。
今年のレースで該当する馬は
アケルナルスター
アルナシーム
ギャラクシーナイト
グランスラムアスク
クリスマスパレード
ジェイパームス
ショウナンアデイブ
シルトホルン
シンリョクカ
シーズンリッチ
セイウンプラチナ
ディオスバリエンテ
バラジ
パラレルヴィジョン
ホウオウビスケッツ
ボーンディスウェイ
マイネルモーント
ラーグルフ
リカンカブール
レガトゥス
上記20頭です。
好走条件③ キャリア
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、23頭がキャリア20戦以内の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭中9頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
クリスマスパレード
ジェイパームス
シンリョクカ
シーズンリッチ
ディオスバリエンテ
パラレルヴィジョン
ホウオウビスケッツ
マイネルモーント
ラーグルフ
リカンカブール
レガトゥス
上記11頭です。
一方、キャリア21戦以上で馬券に絡んだ馬は
2017年ツクバアズマオー(前走ディセンバーS1着)
2017年シャイニープリンス(前走ディセンバーS3着)
2020年ウインイクシード(前走ディセンバーS2着)
2020年テリトーリアル(前走チャレンジC12着)
2021年ウインイクシード(前走ディセンバーS5着)
2023年クリノプレミアム(前走エリザベス女王杯11着)
2024年マイネルクリソーラ(前走アンドロメダS2着)
上記7頭。
馬券に絡んだ7頭中4頭は前走ディセンバーS5着以内の馬でした。(1-1-2-3)
前走ディセンバーS組には着順にも注目したい。
今年登録されているキャリア21戦以上の馬は
アケルナルスター(前走ディセンバーS14着)
アドマイヤビルゴ(前走アルゼンチン共和国杯15着)
アルナシーム(前走マイルCS11着)
エアファンディタ(前走チャレンジC3着)
カラテ(前走ジャパンC13着)
カレンシュトラウス(前走カシオペアS13着)
ギャラクシーナイト(前走福島記念15着)
グランスラムアスク(前走ディセンバーS4着)
ショウナンアデイブ(前走修学院S1着)
シルトホルン(前走天皇賞秋15着)
セイウンプラチナ(前走タイランドC10着)
バラジ(前走ディセンバーS3着)
ボーンディスウェイ(前走オクトーバーS1着)
上記13頭。
前走レースで注目したいディセンバーS5着以内の馬は
グランスラムアスク
バラジ
上記2頭。
好走条件④ 前走着順
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、26頭が前走1桁着順の馬でした。更に勝ち馬に関して10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
エアファンディタ
グランスラムアスク
クリスマスパレード
ジェイパームス
ショウナンアデイブ
シンリョクカ
シーズンリッチ
ディオスバリエンテ
バラジ
ホウオウビスケッツ
ボーンディスウェイ
マイネルモーント
リカンカブール
レガトゥス
上記14頭です。
一方、前走2桁着順で馬券に絡んだ馬は
2020年テリトーリアル(1枠)
2023年クリノプレミアム(1枠)
2023年フェーングロッテン(3枠)
2024年ククナ(4枠)
上記4頭。
馬券に絡んだ4頭は当日1-4枠の馬でした。(0-2-2-21)
前走2桁着順かつ当日5-8枠の馬は(0-0-0-32)
前走2桁着順で負けた馬の巻き返しはそもそも厳しい1戦ですので、好走率の低い外枠に入ると過去10年で1頭も馬券に絡んでいません。
今年登録されている前走2桁着順の馬は
アケルナルスター
アドマイヤビルゴ
アルナシーム
カラテ
カレンシュトラウス
ギャラクシーナイト
シルトホルン
セイウンプラチナ
パラレルヴィジョン
ラーグルフ
上記10頭。
上記10頭は当日の枠順にも注目したい。
好走条件⑤ 重賞最高着順
過去10年で馬券に絡んだ30頭中、27頭が重賞最高着順5着以内の馬でした。更に勝ち馬に関しては10頭全頭が該当していました。
今年のレースで該当する馬は
アケルナルスター
アドマイヤビルゴ
アルナシーム
エアファンディタ
カラテ
カレンシュトラウス
クリスマスパレード
シルトホルン
シンリョクカ
シーズンリッチ
バラジ
パラレルヴィジョン
ホウオウビスケッツ
ボーンディスウェイ
ラーグルフ
リカンカブール
上記16頭です。
一方、重賞最高着順6着以下で馬券に絡んだ馬は
2018年ストレンジクォーク(前走修学院S1着)
2019年タニノフランケル(前走大原S1着)
2024年マイネルクリソーラ(前走アンドロメダS2着)
上記3頭。
馬券に絡んだ3頭は前走着順2着以内の馬でした。(0-0-3-9)
今年登録されている重賞最高着順6着以下の馬は
ギャラクシーナイト(福島記念15着)
グランスラムアスク(前走ディセンバーS4着)
ジェイパームス(前走中日新聞杯8着)
ショウナンアデイブ(前走修学院S1着)
セイウンプラチナ(前走タイランドC10着)
ディオスバリエンテ(前走常総S1着)
マイネルモーント(前走チャレンジC6着)
レガトゥス(前走秋色S1着)
上記8頭。
好走条件に該当するのは
ショウナンアデイブ
ディオスバリエンテ
レガトゥス
上記3頭。
出走予定馬の内、5つの好走条件を全て満たしている馬
該当する馬は
シーズンリッチ
ホウオウビスケッツ
リカンカブール
です。
上記3頭について詳しく紹介したいと思います。
シーズンリッチ 牡5 キャリア14戦
前走リゲルS9着。スタートマズマズだが同中後方3-4番手を追走する形。直線に入ると外へ出したが届かずの9着。結果的に4角6番手以内の馬で決着しており後方待機だった馬には見せ場なしのレース。近走は馬券に絡んでおらず展開の助けが必要な1頭。
ホウオウビスケッツ 牡5 キャリア12戦
前走天皇賞秋3着。前走はスタートを決めてハナをとり切り逃げの形。直線に入ってからもしぶとく伸びて3着を確保。中山競馬場成績は(1-1-1-1)馬券外はGⅠ皐月賞のみと安定感のある1頭。重賞勝利経験があり今回トップハンデを背負う形になるため逃げ切りたいこの馬にとってはマイナスだが逃げるとしぶとい1頭。
リカンカブール 牡6 キャリア13戦
前走オールカマー3着。前走はスタートを完璧に決めて外枠だった中道中2番手を先行する形。4コーナーで徐々に進出開始し勝馬にうちから差されるも粘り込んでの3着。結果的にスローの前残り決着で3着なので評価しにくい内容。昨年同レース勝馬であり侮れない存在